更新日: 2022-03-22

基本情報

名称:
いなみ内科クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 肝臓内科
住所:
〒 154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-13-7 三茶JOYビル2階

電話番号03-3413-1730電話
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東急田園都市線三軒茶屋駅の南口から徒歩8分、世田谷観音通り沿いに位置する「いなみ内科クリニック」。周辺は、駅前の喧騒からは少し離れて穏やかな雰囲気が広がっている。
院長の稲見真木子先生は、大学病院や総合病院の消化器内科で、胃や大腸はじめ、肝臓、すい臓など消化器に関するさまざまな疾患の臨床で研鑽を積んできた日本消化器病学会消化器病専門医、かつ日本肝臓学会肝臓専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医でもある。
地域のかかりつけ医として、風邪や胃腸炎などの急性疾患や高血圧、脂質異常症、糖尿病などの慢性疾患をはじめ、専門の消化器内科の診療、内視鏡や超音波検査、健診などまで幅広く対応している。
「小児科を開業している父のように、これからも地域住民に寄り添った医療を提供していきたい」と語る稲見院長。優しいお人柄がにじみ出る稲見院長に、医師を志したきっかけやクリニックの特徴、今後の展望などについてお伺いしました。

小児科医である父の背中を見て医師に、地域住民に寄り添った医療の提供を目指す

稲見先生が医師を志したきっかけを教えてください。

稲見院長の写真1

実は、私の父が世田谷の地に開業して、長きにわたり地域のお子さんを診てきた小児科医で、今も現役で働いているんです(笑)。
父は、診療以外の場面でも地元の方から気さくに声をかけられたりと、地域の方たちに慕われていて。そんな父の姿を見て育った私は、物心ついた時から「自分も地域に貢献できる医師になりたい」と思っていました。

開業までの経緯や、消化器内科を専攻した理由をお聞かせください。

大学は父と同じ日本大学医学部に進みました。
消化器内科を専攻した理由としては、超音波(エコー)をはじめ、内視鏡やCT、MRIなどの画像診断を行うことが多く、身体の外から診るだけでは分からない内臓の状態や病気を発見できることに魅力を感じたことがあげられます。特に、超音波検査は患者さんの負担が少ないですし、気になる症状があった際にすぐに検査できるところがいいですね。
また、内視鏡や超音波を用いた治療やカテーテル治療など、さまざまな治療法があるところにも大きな魅力を感じました。

大学卒業後は2年間の総合臨床研修の後、駿河台日本大学病院(現日本大学病院)や日本大学医学部付属板橋病院、横浜中央病院に勤務し、消化器内科医として消化器に関するさまざまな症例に携わってきました。その中でも、大学病院では「肝臓班」という研究グループに所属し、肝臓がんやウイルス性肝炎の検査、治療の経験を積んできました。

実のところ、医師として働きはじめた当初は開業することは考えていなかったんです。それが、大学病院や総合病院で経験を積むうちに「専門性に特化した診療だけではなく、さまざまな患者さんと出会い、その患者さんに寄り添った診療をしていきたい」と思うようになり、父からの後押しもあって、2016年に「いなみ内科クリニック」を開業するに至りました。

この地に開業された理由を伺えますか?

この「三軒茶屋」の地を選んだのには、生まれ育った地域に近いこと、そして、父が運営する「いなみ小児科」が近いことがあげられます。同じエリアであれば、小児科・内科で連携がとりやすく、また、後輩医師として父に相談したり、アドバイスをもらったりすることもできるのでは、と考えたんです。

来院される患者さんのなかには、お子さんやお孫さんが「いなみ小児科」を利用していたり、ご自身が子どもの頃に通院していたりする方もいらっしゃいます。地域住民の健康増進に親子で貢献できているとすれば、開業医冥利につきますね。

待合室の写真
白や優しい色合いを基調とした温かみのある待合室