更新日: 2022-03-22

基本情報

名称:
いなみ内科クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科, 肝臓内科
住所:
〒 154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋1-13-7 三茶JOYビル2階

電話番号03-3413-1730電話
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風邪や生活習慣病などの一般内科疾患から、内視鏡検査や健診、専門性の高い肝臓疾患まで幅広く対応

どのような患者さんが来院されますか?

稲見院長の写真2

地域のかかりつけ医として、風邪や胃腸炎などの急性疾患をはじめ、生活習慣病の診療、内視鏡検査や超音波検査、健康診断、各種がん検診のほか、私の専門である肝臓の病気などまで幅広く対応していますので、小さなお子さんから現役世代の方、ご高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さんが来院されています。
風邪などの急性疾患は比較的若い方が多く、30~50代の方ですと職場健診で「要精査」「要治療」と指摘されて受診されるケースも多いですね。
また、当院は、肺がん検診や大腸がん検診、胃がん内視鏡検診を含め、40歳以上の方を対象にした世田谷区健診事業の実施医療機関でもあり、近隣にお住まいの方が検査を受けによくいらっしゃいます。

ご高齢の方ですと、糖尿病や高血圧症・高脂血症などの慢性疾患で定期的に通院されている方が多いです。内服薬による治療と、生活習慣の改善に向けて食事・運動指導を行っていますが、中には思うように生活習慣を改善できない方もいらっしゃいます。治療の成果や変化が見られない時に一番もどかしいのは患者さん自身ですから、そんな時はじっくりとお話を聞かせていただきながら、「無理のない範囲で、根気よく、自分に合う生活習慣の改善方法を一緒に見つけていきましょう」という姿勢で患者さんに寄り添った診療を行うように心がけています。

力を入れている診療がありましたら教えてください。

私の専門とする消化器疾患については、診断のために画像検査が必要なことが多く、当院では、上部内視鏡検査(胃カメラ)と腹部超音波検査を導入して適切な医療を提供することに力を注いでいます。いずれの検査も基本的には予約制になりますが、緊急性の高い患者さんの場合は、その場で対応することもあります。

稲見院長の写真3

胃カメラの目的は、食道や胃の不調の原因を調べること、胃がんや食道がんなどの悪性疾患を早期に見つけること、そして慢性胃炎・胃潰瘍・胃がんの原因となるピロリ菌感染を見つけ出すことです。
悪性疾患でも病変を早期に発見できれば、内視鏡で病変を切除するなど負担の少ない治療で済むことも多いですし、その後の患者さんの生活の質をおとす可能性も低くなります。一方、検査をして問題がなければ患者さんの安心にも繋がります。
また、検査によりピロリ菌感染症が疑われた患者さんには必要な検査を追加し、感染が確認された場合には積極的に除菌治療を行っています。
当院の胃カメラは、気軽に検査を受けてもらえるように「経鼻内視鏡」を採用しています。経鼻内視鏡は、口から挿入する経口内視鏡に比べてスコープ径が細いので嘔吐反射を生じにくく、患者さんにかかる負担が少ないのが特徴です。もちろん、内視鏡を鼻から挿入することに抵抗がある方には、口から挿入する検査も可能です。

先生が、日々の診療で心がけていることを教えてください。

来院されるすべての患者さんに、ていねいに対応することを大切にしています。
具体的には、患者さんが検査結果や治療方針を理解しやすいようにできるだけ専門用語を使わず、患者さんにわかりやすい言葉で丁寧にお話しすること、そして、気になることや悩んでいることがあったら何でも相談してもらえるような話しやすい雰囲気作りをすることを心がけています。

患者さんとの何気ない会話がきっかけで、診断や治療のヒントをもらえることも少なくありません。これからも患者さんとの対話を大切に、地域の方々の健康増進に貢献していきたいと考えています。