「社会の役に立ちたい」と小児科医の道へ。一般的な小児疾患から専門の小児神経疾患まで幅広く経験を積む
はじめに、医師を志したきっかけや小児科を専攻した理由を教えてください。
昔から「いずれは社会の役に立つ仕事に就きたいな」と思っていて、進路を決める高校生の頃に「医学の道に進めば、必ず社会や人に貢献できる」と、医師を目指すようになりました。
医学部ではさまざまな診療科で研修をおこないましたが、その中でも、小児の成長や発育の過程を診られる小児科は、ほかの科にはない面白さがあるなと思いました。
また、病気が治った時の子どもたちの嬉しそうな笑顔がとても可愛くて、それもあって、将来を担っていく子どもたちの健康に携わることができる小児科医になろうと決めました。
こちらの院長に就任されるまでのご経歴をお聞かせください。
昭和大学医学部卒業後、同大学の小児科に入局し、一般的な小児疾患診療を幅広く経験しました。その後、小児神経を専門とし、同大学病院や高津中央病院で、発達障害やてんかん発作などの神経疾患の治療やサポートに携わり、研鑽を重ねてきました。
ご縁があって、当クリニックをプロデュースした稲見誠先生の「いなみ小児科」で勤務するようになり、2012年からは非常勤医として当クリニックにも勤務していましたが、2022年4月より院長を務めております。
2012年にここで勤務を始めてから、その間にたくさんの子どもたちに出会いました。小さかった頃、毎日のように受診していた方が久しぶりに成長した姿を見せてくれると、とても嬉しく、小児科医になって本当によかったと思っています。
スタッフの皆さんが明るく元気で、水槽やすべり台もあって楽しそうなクリニックです。
ありがとうございます。当クリニックは、とにかく明るい雰囲気で、スタッフもドクターもみんな仲が良く、患者さんに対して温かく接してくれるので安心しています。看護師はベテランが多く、不安を抱えたり心配になっていたりする親御さん、お子さんの気持ちを少しでも上向きにさせようと頑張ってくれています。
水槽や木製遊具は、診察を待つお子さんたちが、少しでも不安なく楽しく待てるようにと思って、設置しています。待っている間、お魚を見たり滑り台で遊んだり、喜んでいただいているようです。