「眠っているうちに受けられる胃・大腸カメラ」がモットー。さらに、風邪などの体調不良、検診での異常、生活習慣病まで幅広く診療
どのような患者さんが多く受診されていますか？
風邪や腹痛、花粉症といったよくある病気の診療や、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病の治療・管理、検診での異常と、全身の内科疾患全般に対応し、その診察から検査、治療、再診まで院長の私が行っているのが当院の特長です。
開院がちょうど新型コロナ（COVID-19）の感染流行時期に重なっていましたので、2020年の開業から現在まで3,000人くらいの発熱患者さんが来院され診断を行いましたし、総合内科専門医※2として、何科を受診したらよいのかわからないといった方のご相談にも応じています。
私が専門とする消化器関連では、お腹の不具合を訴える患者さんや、会社や学校の健診で異常や再検査を指摘された方、便に血が混じっていて心配になったという方が、胃・大腸内視鏡検査を希望されていらっしゃいます。
また、内視鏡検査をきっかけに、高血圧や糖尿病などの生活習慣病も診てほしいとおっしゃる患者さんもいらっしゃり、「これまでは、内視鏡検査は総合病院で受けなければならなかったので、検査と生活習慣病の両方を診てもらえて助かる」というお声も多く頂戴しています。
年齢としては、35歳〜60歳くらいまでの働き盛りの人たちが多いですね。この町の特徴として、ご高齢の方はあまり多くなく、大学が近くにあるので学生さんも多く来院されています。
※2 日本内科学会総合内科専門医
光田先生の専門分野である胃・大腸内視鏡検査の特長を教えてください。
私自身が受けたいと思える胃・大腸内視鏡検査を実践したいと、「眠ったまま受けられる胃カメラ、大腸カメラ」を掲げ、異常の見逃しを可能な限り減らすべく高性能の機材を導入し、患者さんのご負担に配慮した検査を提供しています。
具体的には、胃・大腸内視鏡検査いずれも鎮静剤を使用し（内視鏡に伴う鎮静剤の費用は無料）、さらに、私がこれまで培ってきたカメラの挿入技術を駆使することで、患者さんは眠ったまま苦痛をほとんど感じずに検査を終えることができます。特に、鼻から内視鏡を挿入する経鼻式の胃カメラの場合、鎮静剤を使わないことも多いのですが、当院では積極的に活用し、ていねいな検査を実施しています。
また、大腸内視鏡検査前には腸内を観察しやすくするために下剤を飲む必要がありますが、クリニック内で安心して服用してもらえるように個室を導入して、遠方の方やご高齢の方に活用いただいています。
さらに、患者さんの通院のご負担を減らすために、所要時間30分程度で胃カメラと大腸カメラをいっぺんに行ったり、万が一、大腸ポリープを確認して切除可能であると判断した場合は、日帰り大腸ポリープ切除治療を行ったりと、お仕事や子育てなどでお忙しい患者さんが何度も来院せずに済むように環境を整えています。
患者さんの評判はいかがですか？
2020年3月の開院から現在（2023年4月末まで）の内視鏡検査実施件数は、胃カメラで3,046件、大腸カメラで2,054件、大腸ポリープ切除術922件にのぼります※3。中には、12〜13歳のお子さんを検査したこともありました。また、3回目、4回目と繰り返し内視鏡検査を受けに来られる患者さんもいらして、多少なりとも検診の敷居を下げることができているようで嬉しいですね。
※3
2020年3月1日〜2021年3月31日 胃カメラ:865件/大腸カメラ:465件
2021年4月1日〜2022年3月31日 胃カメラ:1303件/大腸カメラ:842件
2022年4月1日〜2023年3月31日 胃カメラ:827件/大腸カメラ:686件