更新日: 2023-03-06

基本情報

名称:
さくら医院
診療科目:
消化器内科, 胃腸内科 , 内視鏡内科, 外科, 内科, 心療内科, 歯科
住所:
〒 458-0041
愛知県名古屋市緑区三丁目49番地23 ナルコス 1階2階

電話番号052-892-7300電話
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苦痛の少ない内視鏡検査や女性医師による婦人科検診など、予防医療の礎となる健診・検査に幅広く対応

予防医療の一環として、特に力を入れている検査・治療はありますか?

さくら医院の医療機器の写真
CT検査装置など医療機器も充実

当院では、一般・法定健診から婦人科検診、生活習慣病予防健診、人間ドック、名古屋市のワンコインがん検診など、さまざまな健診に対応しています。
これらの健診や一般診療を通して、あらゆる分野の病気の早期発見・早期治療を目指していますが、中でも消化器の内視鏡検査と女性医師による婦人科検診には特に力を注いでいます。

こちらで受けられる内視鏡検査の特徴を教えください。

当院の内視鏡検査の特徴は、経験豊富な消化器内視鏡専門医が検査を行うこと、さらに担当医が内視鏡検査での鎮静剤の使用に精通している点です。患者さんの血圧や血中飽和酸素濃度を記録しながら、体調やご希望に応じて適切な鎮静剤の使用および量を柔軟に判断・調整している点は、当院ならではだと思います。実際、検査を受けた患者さんからは「ウトウトしている間に検査が終わった」という声も多く頂戴しています。
また、ストレッチャーになっている検査台を使用しているので、患者さんは検査後、横になったままで回復室まで移動できます。内視鏡の検査中は当然のこと、検査前後も患者さんの苦痛を最大限に取り除くための配慮は欠かしません。

胃カメラと大腸カメラについて、詳しくお聞かせいただけますか?

黒瀬基尋先生の写真

胃カメラ検査は、内視鏡を鼻または口から挿入して、食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察する検査で、胃がんをはじめ、食道・胃・十二指腸のさまざまな病気の早期発見には大変有効な手段です。
口や鼻からスコープを挿入するため、「苦しい」「つらい」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、お話した通り当院では鎮静剤を使用しており、検査中はウトウトした状態での検査も行えます。また、検査のために空気を入れて胃をふくらませる際の苦痛を緩和する効果もあり、胃の壁をよく伸ばして観察することが可能で、ごく小さな病変も見逃さないよう努めています。
 
大腸カメラは、内視鏡を肛門から挿入して大腸の粘膜を観察する検査で、大腸の炎症や大腸がんの発症要因となる大腸ポリープの有無など、大腸内の状態を把握する上でとても重要な検査です。
検査前には、大腸内をきれいな状態にして観察しやすくするために下剤を飲む必要がありますが、当院では、院内での下剤服用をお勧めしています。個別ブースで仕切られた内視鏡待合室を6部屋用意しており、それぞれに「自分専用個室トイレ(マイトイレ)」を設置して、ほかの患者さんとトイレの奪い合いにならないように配慮しています。
何か困ったことが起こっても医師や看護師にすぐ相談できるので、検査までの間、不安なくリラックスしてお過ごしいただけると思います。

女性医師による婦人科検診について教えてください。

さくら医院の医療機器の写真
マンモグラフィー検査装置

乳がんや子宮頸がん、卵巣がんは20代から発症し40代で発症のピークを迎えますが、初期には自覚症状がほとんどありません。だからこそ1年に1度のチェックが、早期発見をする上でとても大切なのです。
また近年では、出産数が減少したことや、月経回数が増加したことによって、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣のう腫などの疾患も増加傾向にあります。
 
当院では、これらの婦人科疾患を早期に発見するために、乳がん検診は乳房超音波(エコー)検査とマンモグラフィーを、子宮がん検診は内診と細胞診に加えて経膣超音波(エコー)検査を実施しています。
 
来院される方の中には、婦人科検診で嫌な思いを経験された方もいらっしゃいます。また内診に不安を覚える方もおられるかもしれません。当院では、そんな不安なお気持ちを少しでも払拭し、安心して検査を受けていただけるように、婦人科検診に関わるスタッフは、医師や検査技師、看護師も含め、女性が担当しています。各種検査ではコミュニケーションを取りながら、思いやりをもって検査や診察・治療を行うことをスタッフ全員で心がけています。