患者さんが訴える疾患や症状をしっかりと聞き、そのすべてに親身になって対応していきたい
診療の際に心がけていることはありますか?
患者さんのお悩みごとにはできるだけ対応したいと思っているので、丁寧にお話を伺うよう心がけています。お困りのことを見逃したくないので、患者さんの訴えをしっかりと聞いた後に、「何か他にお困りの点はありませんか?」と聞くようにもしています。そうするとたいていの方が「実はここも悪いんです」「あそこも気になります」とおっしゃいます(笑)。
そうした複数の症状をなるべく改善したいと考えており、そのためにも、患者さんとのコミュニケーションは怠らないようにしています。実際、患者さんからも「話を聞いてもらえてうれしい」「長い間苦しんできた症状が改善した」と感謝されることも少なくなく、今の診療のモチベーションに繋がっていますね。
休日はどのように過ごされていますか?
旅行が好きで、以前はよく出掛けていました。ただ、今は小さい子どもが2人いますので、自分の時間はほとんど家族と過ごしています。ですので、休日のお出かけといっても近所の公園程度ですが、家族と過ごすそうした時間でリフレッシュしています。
今後の展望をお聞かせください。
今後は、予防医療にも力を入れていきたいと思っています。産業医として勤務していた頃、健康診断の結果が非常に悪く、治療が必須といえる状態にもかかわらず「忙しくて病院なんて行く時間がない」とおっしゃる方が少なくありませんでした。
治療のチャンスがあるのに諦めてしまった人、放置してしまっている人を治療に繋げ、健康で日々を過ごしていただくためにも、産業医の活動を再開することで予防医療にも貢献したいと考えています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
皆さんに知っておいてほしいのは、ずっと治らずに困っている症状があっても、「それは改善するかもしれない」ということです。「これはもう治らない」「良くならないから病院へ行くのをやめた」と諦めてしまうのではなく、「希望はあるかもしれない」ということを長く苦しんでいる皆さんにわかっていただきたいのです。
我慢している症状がある方は、「ひょっとしたらよくなるかもしれないから、ちょっと聞いてみよう」と当クリニックを受診していただければと思います。すべての症状を治すことは難しいとは思いますが、患者さんお一人お一人の訴えを真摯にお聞きして、お困りの症状が少しでも改善できるように全力で取り組んでいきたいと思います。
当クリニックは膳所駅の駅前にあって電車でのアクセスがよく、比較的遠方からも来院できます。お悩みの症状があればお気軽にご来院ください。