更新日: 2023-04-10

基本情報

名称:
ILC国際腰痛クリニック東京
診療科目:
整形外科
住所:
〒 108-0075
東京都港区港南1丁目8−15 Wビル1F

電話番号03-6712-3111電話
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品川駅から徒歩7分、巨大ビル群が立ち並ぶオフィス街の一角にある「ILC国際腰痛クリニック東京」。すでにヨーロッパを中心に世界54か国で導入されている「セルゲル法」(経皮的椎間板インプラントゲル治療術)を、国内で唯一実施している腰痛治療専門のクリックだ。

「セルゲル法」は、椎間板ヘルニアをはじめとする椎間板疾患に対して、特別な医療材料「DiscoGel®」(ディスコゲル)を椎間板に注入して根治を目指す治療法。入院・手術の必要がなく、日帰りで受けられる。全身麻酔が受けられない高齢者や心臓病などの持病がある人、つらい症状があるものの、仕事や家事に忙しく入院できない腰痛患者に好評の治療法だ。

院長の簑輪忠明先生は、日本医科大学付属病院などの基幹病院でがん診療に携わってきた。ご自身も椎間板ヘルニアで手術を受けたことがあり、腰痛の苦しみを味わっている。そんなご自身の体験と、がん患者の疼痛緩和やQOL(生活の質)向上に取り組んできた経験を活かし、「腰痛に悩む人を何とか助けたい」と話す簑輪院長に、「セルゲル法」を中心に詳しくお話しを伺った。

がん患者の苦痛に寄り添ってきた経験を活かし、腰痛専門クリニックの院長に

はじめに、医師を志したきっかけをお聞かせください。

簑輪先生の写真

私自身、子どもの頃から気管支喘息を患っており、良い治療法を求めてはいろいろな病院にお世話になり、ときには入院することもありました。その中には、親身になってくれる先生もいれば、親を泣かすような嫌な先生もいたんです。子どもながらに「この人は良い先生だな」と感じる主治医に出会ったときに、「自分もこういう人になりたい」と思ったのが医師を目指したきっかけです。

貴院の院長に就任されるまでのご経歴を教えてください。

日本医科大学医学部を卒業後、日本医科大学付属病院や海老名総合病院などの基幹病院で、主にがん診療に携わってきました。中でも、がん患者さんの痛みの緩和やQOL(生活の質)向上には積極的に取り組み、知見を深めました。
 
当クリニックの院長をお引き受けしたのは、私自身が20代半ばのときに椎間板ヘルニアの手術を受けたことが大きく影響しています。当時、非常に強い痛みのために座ることもままならず、診療どころではありませんでした。なんとか外科手術によって回復したのですが、腰痛専門クリニックの院長のお話をいただいたときに、あのつらい腰の痛みの経験が、同じように苦しんでいる患者さんの診療に活かせるのではないかと考えました。それに、ちょうど、がん診療とは違う土俵で自分の知見と経験を活かしたいと考え始めていたときでしたので、当クリニックの院長職をお引き受けしました。

2022年9月に開院されたそうですね。腰痛専門のクリニックは、まだ珍しいのでしょうか?

日本国内だけでも腰痛患者さんが約3,000万人もいるといわれている中で、腰痛治療を専門とするクリニックはいくつかあるようです。ただ、その中で当クリニックは、国内で唯一(2023年3月現在)、「セルゲル法」(経皮的椎間板インプラントゲル治療術)という患者さんのからだへの負担が極めて小さな腰痛治療を提供しています。その他の治療法も提供していますが、当クリニックでしか行えない「セルゲル法」に対する患者さん期待は、非常に大きなものを感じています。

とても洗練された雰囲気の院内ですね。

ありがとうございます。先進的な腰痛治療を提供していますので、近代的な雰囲気を意識しました。天井も高くして、開放感のある院内にしましたので、リラックスした気分で診療を受けていただけたら嬉しいですね。

ILC国際腰痛クリニック東京の入るビルの外観写真
品川駅から徒歩圏内、オフィス街の中にありアクセスしやすい
ILC国際腰痛クリニック東京の院内の写真
天井は吹き抜けで、モダンな雰囲気の院内