診療経験で得た「学び」を、地域に根ざした診療で「還元」していきたい
日々の診療において、心がけていることはどういったことでしょうか？
当たり前の事ですが、問診、検査、診断、すべての過程において、スタッフ一同、丁寧な対応を心がけています。その一つひとつの積み重ねが、地域の皆様に安心・信頼されるクリニックをめざす上で一番大事なことだと考えています。
お忙しいとは思いますが、先生のプライベートの時間の過ごし方をお聞かせください。
ここ数年は忙しくて趣味に時間を費やすことができていないのが現状ですが、あえてあげるとすれば、自宅のある京都からクリニックまで片道1時間の通勤を兼ねたドライブでしょうか（笑）。琵琶湖周辺の四季折々の美しい景色が楽しめるので、通勤が苦になったことは一度もありません。その時間が、オンオフの切り替えにもなっていますね。
最後に今後の展望と、読者へのメッセージをお願いいたします。
私は、医業とは｢学び｣と｢還元｣だと思っています。教科書や講義での学習以上に、患者さんへの診療経験で得られる「学び」は、量も質も比較にならないくらい重要なものです。そこで得た知識や技術を再び患者さんに還元していく、この繰り返しが医業のあるべき姿だと私は考えます。地域に根ざした診療で、私の得た「学び」を地域に「還元」できたら、さらに今まで以上に患者さんからの「学び」も得られることができたら、医師としてこれほど嬉しいことはありません。
専門領域の消化器内科・消化器内視鏡診療のみならず、一般内科診療においても地域の健康を守る「かかりつけ医」として幅広い診療に尽力してまいりますので、どのようなことでも気軽にご相談いただければと思います。