整形外科疾患全般に幅広く対応。リハビリの提供や骨粗鬆症の治療などにも注力し、元気な生活をサポート
貴院で提供される診療内容について教えていただけますか？
当院では整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科を掲げ、腰痛、肩こり、関節痛といった慢性的な症状から、怪我、脱臼、骨折、ぎっくり腰など急性のものまで、一般的な整形外科疾患の診療に幅広く対応しています。地域にはご高齢の方も多くいらっしゃいますので、リウマチや関節疾患の治療、疼痛コントロールのためのリハビリなどにも注力しています。
お体の症状でつらい思いをなさったり不安に思われることがあっても、どの医療機関にかかればいいかわからないこともあるでしょうし、最初から大きい病院に行かれるのもハードルが高いと思います。そういったときは、ぜひ当院にご相談ください。当院で治療可能な場合はもちろん当院で診させていただきますし、より専門的な検査や治療が必要な場合は連携する医療機関にご紹介して、患者さんと適切な治療をつなぐ“懸け橋”の役割を務めるべく尽力いたします。
広いリハビリ室が完備されていますね。
はい。怪我や病気などによって身体の機能に何らかの支障が生じた場合、薬物などを用いて治療することももちろん大切ですが、治療効果を高めたり身体機能の回復を促すためのリハビリテーションも非常に重要となります。手術などの治療を受けた方が機能を維持するためにリハビリを必要とされることも少なくありません。そこで当院では、理学療法士をはじめとするリハビリの専門スタッフと連携し、マッサージやストレッチなどで身体を動かして機能の回復を目指す運動療法や、患部を温めたり電気を当てるなどして刺激し組織の回復をはかる物理療法、スポーツ障害（外傷）の治療の一環として行うスポーツリハビリテーションに対応し、患者さん一人ひとりの状態や症状に合わせて適切なリハビリを提供しています。
貴院では骨粗鬆症の治療にも注力していると伺いました。
はい。加齢などによって神経、関節、筋肉などの動きに支障が生じ、将来的に介護や介助を必要とするリスクが高くなっている状態を「ロコモティブシンドローム」といいます。また、骨粗鬆症が進行すると骨折リスクが高くなりますが、ご高齢の方にとって骨折は生活に大きな支障が生じるばかりでなく、寝たきりになる危険性を高めてしまいます。そうした状態を予防し、地域の皆様が健康で元気な生活を送れるよう、骨粗鬆症やロコモティブシンドロームの治療も注力したいと考えています。
骨粗鬆症の治療において骨密度の測定は不可欠ですが、当院では、日本骨粗鬆症学会のガイドラインでも推奨されている測定方法を採用した骨密度測定機器を導入し、骨密度を精密に測定して治療を行う体制を整えています。ご心配な方は、ぜひ一度ご相談いただければと思います。