更新日: 2024-12-02

基本情報

名称:
さくらの木ファミリークリニック
診療科目:
内科, 小児科
住所:
〒 733-0024
広島県広島市西区福島町2丁目24番27-2 ダイレックス広島福島店そば

電話番号082-208-2939電話
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小児科、内科を中心に総合診療を実施。AI(人工知能)搭載医療機器も活用し、0歳から100歳以上のさまざまな疾患を幅広く診療

貴院の特長を教えてください。

木村 一紀先生の写真

私が目指す地域医療の軸になっているのが、訪問診療での経験です。訪問診療は、科目にかかわらずなんでも診療する上に、患者さんの社会的背景を含めて、患者さんやそのご家族に寄り添う医療を提供していきます。
現状、当院での訪問診療の実施はまだ先になりますが、訪問診療のコンセプトを外来診療にも取り入れ、予防医学も含めて患者さんに寄り添う医療を実践していきたいと考えています。

木村先生のご専門の総合診療では、どのような診療が受けられますか?

例えば、診断のプロフェッショナルとして、原因不明の症状から病名を特定する手助けをしています。さらに、何科を受診したらいいのかわからない患者さんに対しては、適切な医療へ導くコンシェルジュ的な役割も担います。ご高齢の方のように複数の疾患を抱えている方の診療も行います。幅広い年代の方々のどんなご相談にも応じていくつもりです。もちろん当院だけでなく、必要に応じて総合病院や各科目の専門の先生をご紹介したり、連携したりしながら取り組んでいきますので、安心して受診していただきたいですね。

年齢性別を問わず、健康に関するどのような相談にも乗ってもらえるわけですね。

はい、健康な人に対しても、それを維持するための健康管理や病気予防の手助けをしていきたいと思っています。お子さんからお年寄りまで、ご家族皆さんに対して、体だけでなく心の不調も鑑みながら、トータルヘルスケアの実践を目指しています。
実際に風邪や腹痛といった急性疾患だけでなく、気管支喘息や生活習慣病、花粉症、便秘症など慢性疾患の方、原因不明の不調というようにご相談内容は幅広く、お子さんとお母さんが一緒に受診されるなど、ご家族で来院される方も増えていますね。

開院にあたって、どのような医療機器を導入されたのか教えてください。

木村 一紀先生の写真

幅広い年代層の幅広い疾患に対して診断の精度を上げるために、AI(人工知能)搭載の医療機器の導入を順次進めており、具体的には、インフルエンザ検査用に「nodoca(ノドカ)」を導入しました。nodocaは、咽頭画像と問診情報からAIが解析し、インフルエンザ感染の有無を正確に診断します。綿棒を鼻腔の奥に差し込む必要がなく検査時の痛みがないので、小さなお子さんでも受けやすいのではないかと思います。
 
アレルギー疾患については、指先に小さな針を刺して1滴の血液を採取することで、花粉症や食物アレルギーなどの原因となる41項目のアレルゲンを調べることができる「ドロップスクリーン検査」を導入しました。特に、アレルギー疾患については、近年、非常に多様化しています。検査後30分程度で結果がわかるため、原因がよくわからないアレルギー症状を抱えている方の症状緩和の助けになるのではないかと考えています。
そのほかに、レントゲンやエコー検査(超音波検査)、骨塩超音波検査、睡眠時無呼吸検査(治療も当院で可能です)、肺活量検査、心電図、血液検査など一通りの医療機材を導入しています。一般的な検査のみならず、特定健診等も当院で受けていただけますし、骨粗しょう症検診なども可能です。

診断の精度向上とともに患者さんへの負担が少ない検査方法にこだわっておられるわけですね。

AIによって医療機器の進歩も目覚ましいものがあり、胸の上に置くだけで弁膜症を診断してくれるという医療機器も登場しています。特に、小児科については、できるだけ短時間に、苦痛の少ない検査方法であればあるほど、お子さんの検査受診もスムーズに行くと思いますので、今後も順次、親御さんや患者さんの助けになるような高機能の医療機器の導入を進めていくつもりです。