更新日: 2025-07-22

基本情報

名称:
南さっぽろ内科消化器クリニック
診療科目:
内科, 消化器内科
住所:
〒 062-0931
北海道札幌市豊平区平岸1条22丁目2番15号 ビッグハウスエクストラ2階

電話番号011-825-1111電話
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患者が「なんでも気軽に話しやすい」雰囲気づくりで、受診の敷居を下げ、重大な病気の早期発見・早期治療、発症予防を目指す

日々の診療で心がけていることを教えてください。

患者さんが気軽に立ち寄れて、どんなことでも安心して相談できる──そんな“話しやすいクリニック”でありたいと考えています。
そのためには、私自身が一人ひとりの患者さんとしっかり向き合い、目を見て、耳を傾けることが何より大切だと考えています。言葉にならない不安や、ちょっとした違和感も汲み取れるよう、丁寧な対話を積み重ね、信頼関係を築いていくことに努めています。

貴院のロゴに描かれたライラックの花には、どのような想いが込められているのでしょうか?

南さっぽろ内科消化器クリニックのロゴの写真

ライラックは“札幌市の木”として、道民にとって身近で親しまれている花です。なかでも、花弁が5枚あるライラックは「見つけると幸運が訪れる」といわれていて、ロゴにはその5枚花のライラックもさりげなく混ぜ込んでいます。来院される患者さんにも、そんなふうに“良いことがありますように”という願いを込めました。
実は先日、「さっぽろライラックまつり」に出かけた際、偶然にも6枚花のライラックを見つけたんです。5枚でも珍しいのに6枚はさらに希少だそうで……私自身にも、そして患者さんにも、いいことが起こるといいですね(笑)。

ショッピングモール内という場所柄、急患にも備えているそうですね。

AEDの写真

はい。人が多く集まる場所ですので、万が一の事故や体調不良、災害などを想定した備えは常に意識しています。外科医として、ちょっとしたケガの処置や、転倒による骨折の有無の確認など、応急的な対応は可能な範囲で迅速に行える体制を整えています。
また、院内には最新型のAED(自動体外式除細動器)を設置しており、私自身はもちろん、スタッフ全員が救急対応の研修を受けています。ショッピングモールの中にあるクリニックとして、いざというときには“モールの救護室”のような役割も果たせるよう、地域の安全にも貢献していきたいと考えています。

お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?

学生時代はずっと野球部に所属していたこともあり、いまでも野球が大好きです。北海道日本ハムファイターズのファンなので、シーズン中の休日は、息子2人を連れて試合観戦に出かけることが多いですね。
最近は子どもたちもすっかり野球好きになって、「エスコンフィールドHOKKAIDO」に行くと、併設されている子ども用の球場で一緒にキャッチボールやバッティングを楽しんでいます。私はど真ん中にストライクを投げて、気持ちよく打たせてあげる役です(笑)。そんな時間が、何よりのリフレッシュになっています。

熊谷先生から明るく爽やかな印象を受けるのは、やはりスポーツ好きということも関係していそうですね。

ありがとうございます(笑)。実は、いまや押しも押されもせぬメジャーリーガーとなった大谷翔平選手とハイタッチしたことがあるんです。試合を観に行った帰りに、ちょうど選手と触れ合える機会があって。それが嬉しくて、ずっと記憶に残っています。
ちなみに、当院の電話番号の下4桁は、大谷選手とダルビッシュ有選手が日本ハム時代に背負っていた「11」にちなんで決めました(笑)。そんなちょっとした遊び心も、患者さんとの会話のきっかけになればうれしいですね。

さいごに、読者へのメッセージをお願いいたします。

熊谷 祐先生の写真

これまで十数年にわたり、膵臓がんをはじめとする進行がんの患者さんを数多く診てきました。そのなかで、「もっと早く見つけてあげられていれば……」と悔しい思いをしたことも、一度や二度ではありません。だからこそ、“がんを少しでも早く見つけたい”という強い思いで、このクリニックを開院しました。
仕事や家事、子育てなどに追われて、ご自身の体調の変化を後回しにしてしまう方も多いかと思います。でも、ほんのささいな体調不良が、実は大きな病気の前触れだったということも珍しくありません。「自分もがんになる可能性がある」という意識を少しだけ持っていただき、気になる症状があれば、小さなことでもどうぞ気軽にご相談ください。
お腹の症状はもちろんのこと、全身の不調や生活習慣病の予防など、日々の健康管理についても丁寧にアドバイスいたします。地域の“頼れる相談窓口”として、皆さんの健康を支えていけたらと思っています。