患者の希望をふまえ専門家の見解も混じえた治療計画を提案。丁寧な説明で納得のいく治療の実施を目指す
日々の診療で大切にされていることを教えてください。
診療のなかで最も大切にしているのは、「丁寧な説明」です。患者さんは、不安や悩みを抱えて受診されます。患者さんに寄り添い、疑問や不安をできる限り取り除くために、わかりやすく丁寧に説明することを常に心がけています。例えば、がんと診断された場合など、患者さん自身が治療方針を選ぶ場面が訪れることがあります。そのような場面で、パンフレットで治療法の選択肢だけが提示され決断に迷う方も少なくないのではないでしょうか。私は、一人ひとりの病状や背景をふまえて、医師としての専門的な見解も添えながら納得できる選択をできるようサポートすることが大切だと考えています。「判断を委ねられて戸惑った」といったお悩みを、地域のかかりつけ医として受け止めることも私の役割と考えています。患者さんが安心して治療に臨めるよう、日々の診療に丁寧に向き合っています。
院内は、とても明るく、居心地のよい空間ですね。

ありがとうございます。患者さんにリラックスして受診していただけるよう、ナチュラルな親しみやすい雰囲気づくりを心がけました。清潔感も大切にし、プライバシーにも十分に配慮していますので、お気軽に通っていただけたら嬉しいですね。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
休日はドライブやスポーツ観戦を楽しむことが多いですね。群馬、栃木、茨城などの北関東方面の自然豊かなエリアにドライブに行くことが多いです。スポーツ観戦は、最近はあまり行くことができないでいますが、プロ野球の西武ライオンズのファンで、西武球場(現ベルーナドーム)に余裕ができたら行きたいと思っております(笑)。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。

私はこれまで、腎臓疾患や泌尿器がんなどの診療に長く携わり、大学病院をはじめとした高度医療機関で多くの経験を積んできました。その知見と技術を地域の皆さんに還元していくことが私の使命だと考えています。「肝腎要」という言葉が示すように、腎臓は生命を維持するうえで非常に重要な臓器です。腎機能の保全はもちろん、生活習慣病や泌尿器科疾患の早期発見・早期治療にも力を注ぎ、皆さんの健康を長く支えられるよう努めてまいります。
体調に不安があるとき、どこに相談すればいいかわからないときなども、どうぞ気軽にご来院ください。地域の“かかりつけ医”として、皆さんに信頼される存在であり続けたいと思っています。