ていねいな診療で“医療の窓口”として地域住民の健康をサポートしていきたい
2020年に院内をリニューアルされたそうですが、カラフルで明るい内装が印象的ですね。
妻の知り合いの建築士さんに相談して、全面的にお任せしました。部屋ごとに壁の色を変えたり、待合室は大きな窓を取り入れたことで開放感のある雰囲気になり、リニューアル当初は驚かれる患者さんもいらっしゃいましたが(笑)、ご好評をいただいています。患者さんが明るい気分になっていただけると嬉しいですし、私も気に入っています。
日々の診療で心がけていることを教えてください。
初診の患者さんでも、リラックスして受診していただける雰囲気づくりでしょうか。「何でも話してくださいね」と言っても、最初はやはり緊張している方もいますので、まずは私からいろいろなお話をして、患者さんの緊張を和らげるよう心がけています。そうしているうちに、患者さんが少しずつお話してくださるようになったら、どのような症状で悩んでいるのか、何にお困りなのかをしっかり伺います。そのうえで正しい診断をつけ、ていねいに説明しながら適切な治療をご提案するようにしています。幅広いご相談に応じますが、疾患によって私ができること、できないことがありますので、当院での対応が難しい場合は他の医療機関を紹介するなどして、きちんと対応するように努めています。
診療時間外はどのようにお過ごしになっていますか?
ずっとテニスが趣味で打ち込んできたのですが、50代になり子どもの手も離れて、新しいことを始めるなら今かなと思い、いろいろなことに挑戦しています。今のところ、ゴルフ、カーリング、フットゴルフを楽しんだり、音楽のコンサートに行ったりしました。
特にゴルフは家族が先にやっていたこともあって、私も練習に励んでいます。今は始めたばかりなのでリフレッシュというよりもがんばっている部分が大きいですが(笑)、もっと上達して楽しめるようになれたらいいなと思っています。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
今年で開院から9年経ち、地域の皆様に支えていただきながらようやく呼吸器内科らしくなってきたかなと感じています。今後も専門である呼吸器・アレルギー疾患の診療をはじめ、時代とともに進歩する医療技術の習得のために自己研鑽に励み、さらに診療体制を充実させて「呼吸器症状で困ったことがあったらあさひクリニックに」と思っていただけるよう努めてまいります。
それと同時に、病気の予防についても引き続き注力し、地域の皆様の健康をサポートするかかりつけ医としてお役に立ちたいと思っています。患者さんお一人おひとりのニーズに合わせたていねいな診療に取り組んでまいりますので、困ったときは気軽にご相談ください。