「困っている患者さんを断らない病院」をモットーに、患者に寄り添うやさしい医療を実践
日々の診療でどのようなことを心がけていますか?
【相亮医師】できる限り「困っている患者さんを断らない病院」であり続けることを常に心がけています。この地域にお住まいの方々の中には、80代後半で独居の方も少なくありません。そうした方が、例えば、関節の痛みで動けなくなってしまったときに、介護の手がないので入院したいというご要望があれば、できるだけ断らずに入院治療とリハビリを受けていただき、ご自宅への復帰を支援しています。
外来についても、診療時間外であってもお断りせずに診察するようにしています。できる限り患者さんに寄り添って、親身に対応していくことを肝に銘じながら、日々診療にあたっています。
【相翔医師】私も兄と同じように、困っている患者さんを断らないことを信条に診療にあたっています。入院の受け容れもそうですが、漠然とした症状の訴えであっても不定愁訴として軽く扱うようなことはせずに、患者さんの不安を汲み取って、改善に結びつくようにていねいで親身な診療を実践するよう心がけています。病状がよくなり、気持ちも晴れて、元気に帰っていかれる患者さんの姿を見るのが嬉しいですね。
現状の入院機能や、こだわって導入されている医療設備ついて教えてください。
【相亮医師】入院に関しては、急性期一般病床、長期に入院する療養病床の他に、医療処置が必要な要介護の高齢患者さんの長期療養に対応する介護医療院も併設して、さまざまな事情を抱えた患者さんに対応しています。
医療設備については、MRIやマルチスライスCTの他、血管造影装置、骨密度測定装置(DXA法)、糖尿病性神経症の診断や四肢のしびれの原因同定に用いる神経伝達速度検査装置、超音波診断装置など、全身の精密検査に必要な医療機器は、一通り揃えています。当院で対応できないより専門的な検査や治療については、大学病院などの基幹病院と連携していますので、安心して受診してください。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
【相亮医師】学生時代や大学病院時代は、スキーやゴルフをしていましたが、最近はご無沙汰ですね(笑)。趣味といっても、JazzやR&Bなどの音楽を聴いたり、たまに映画を観たりするくらいでしょうか。実は、私は東京に住まいがあり単身赴任中なものですから、休日は子ども優先で、家族と過ごす時間を大切にしています。
【相翔医師】私も、打ち込んでいる趣味というのは今のところなく、兄と同様に、休日は公園に行ったり、買い物に行ったり、子どもと過ごしています。スポーツも中学、高校と野球、大学の頃は兄と同様にスキーをしていましたが、最近は、子どもの雪ソリに付き合うくらいです。ケガをすると大変ですからね(笑)。ただ、うちの娘には、いずれスキーを教えたいなとは思っています。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。