患者の“最善”を考え全力で診療。地域のクリニックとしてきめ細かくフォローし、患者の健康を支えたい
先生が日々の診療で心がけていることを教えていただけますか?

患者さんはさまざまなお悩みを抱え、当院を頼って来院されます。その思いに寄り添いながら、患者さん一人ひとりに真摯に向き合い、目の前の患者さんにとって何が“最善”の治療なのかを考え、全力で診療にあたることを心がけています。
また、より正確な診断と適切な治療を提供できるよう、最新の検査機器を導入し、大学病院などの高度な医療機関と同等の検査・診断が可能な体制を整えています。患者さんの状況によってはより専門的な検査や治療が必要となる場合がありますが、その場合は連携する医療機関にご紹介いたしますのでご安心ください。
診療時間外はどのようにお過ごしになっていますか?
地域のクリニックの院長として日々さまざまな患者さんを診療する際には、これまで培ってきた経験や知識を活かしていますが、より分かりやすく説明するにはどうすればいいか、患者さんの疑問に的確に答えるにはどうすればいいか、より良い治療を提案するために何が必要か——といったように、“最善”の医療を追求するためには、日々のアップデートが欠かせません。
そのため、診療時間外には医学書を読むことが多いですね。もともと幼い頃から読書が好きで、時間があれば本を読んでいましたが、院長に就任してからは読む本の中心が医療関係のものになりました。読書というより、調べ物に近いかもしれません。凝り性な性格もあって、調べること自体を楽しんでいます。
こうした時間も含め、地域の患者さんに向き合い、「患者さんのために何ができるか」を常に考えながら過ごせる日々に充実感を覚えています。
最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

糖尿病をはじめとする生活習慣の関与する病気は決して軽視できません。生活習慣が関与する病気の予防や治療には、患者さん自身のライフスタイルの見直しが欠かせません。そのためには、医療従事者と患者さんがしっかりとコミュニケーションを取り、生活環境も考慮しながら治療方針を決めていくことが重要です。当院では、患者さん一人ひとりに寄り添いながら、無理なく続けられる治療をご提案していきます。
また、がんの治療は“待ったなし”です。早期に発見できれば、治療の選択肢が広がり、より適切な治療を受けることが可能になります。これまで培ってきたがん治療の経験を活かし、当院でも早期発見・早期治療の実現を目指し、地域の皆さんの健康を守るお手伝いをしたいと考えています。
大学病院やがんセンターといった高度な医療機関では、専門的な治療が提供されますが、日々の健康管理やきめ細かなフォローは地域のクリニックだからこそできることだと考えています。地域の皆さんが気軽に相談できる「かかりつけ医」として、日々の健康管理から専門的な診療まで、幅広くサポートしてまいります。お体について気になることがありましたら、ぜひ当院へお越しください。