患者一人ひとりに真摯に向き合い、ていねいに、わかりやすい診療を実践
日々の診療で心がけていることはありますか？
一人ひとりの患者さんに真摯に向き合い、ていねいに診療することを心がけています。特に、病気や検査結果の説明については、「わかりやすさ」が何よりも重要だと考えています。というのも、当院を受診される患者さんの中には、他院での検査結果などをお持ちになって、「よく分からなかったから説明してほしい」とおっしゃる方もいます。疾患や治療について説明する際は、患者さんの理解が深まるように冊子を利用したり、なるべく専門用語を使わずにわかりやすい言葉でお話しするなど、患者さんの立場に立った対応を肝に銘じています。
「にこやかで感じがよく、話しやすい」と、五十川先生を慕う患者さんも多いそうですね。
ありがとうございます。「話しやすい」と言っていただけるのは嬉しいですね。患者さんには何でも気軽にお話しいただき、一緒に治療や予防に取り組みたいと思っていますので、なるべくソフトな対応を心がけるようにしています。
内装や医療設備でこだわった点はありますか？
震災による急な移転でしたので、正直なところ、細部にこだわる時間がなかったのですが…、清潔感があり、患者さんが落ち着いて診察や検査を受けられる空間になっていれば嬉しいですね。これから少しずつ手を加えて、患者さんが居心地よく過ごせるように整えていきたいと思っています。
医療設備ついては、特定健康診査や定期検診も行っていますので、先ほどお話しした腹部と頸動脈エコー、胃カメラ、大腸カメラのほかに、血液検査や心電図、レントゲン、骨密度測定器など、一通りの検査機器を揃えています。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか？
運動を日課にしていまして、以前は週6日、ほぼ毎日スポーツジムに通ってプールで泳いだり、筋トレをして体を鍛えていました。今は忙しくてほとんど行けていないので、落ち着いたらジム通いを再開したいですね。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
長らく診療体制が整わずご迷惑をおかけしましたが、4月に医院を移転しましたので、1日でも早く以前と同じ医療を提供できるよう努めてまいります。なかでも、私の専門である消化器は、内視鏡検査による早期発見・早期治療で多くの疾患が完治できますので、多くの方に受診していただきたいですね。
また、今後は今まで以上に地域医療に貢献していきたいと考えており、ご高齢の患者さんのサポートにも力を入れたいと思っています。地域のかかりつけ医として、どのようなご相談にも応じますので、少しでも不安に感じることがあれば気軽にご来院ください。