何よりも大切にしているのは、まず患者さんのご要望や目標をしっかりお聞きすることです。そのうえで、ご自身の疾患や処方薬について理解を深めていただき、一緒に治療に取り組む姿勢を大切にしています。治療は医師だけが進めるものではなく、患者さんと二人三脚で進めるものだと考えています。
実際に多くの患者さんを診る中で、「治療を継続すれば、もっと肌がきれいになるはず」と感じることは少なくありません。しかし、途中で挫折してしまうと十分な効果が得られないこともあります。だからこそ、患者さんとしっかり信頼関係を築き、安心して治療を続けられる環境を整えながら、症状の改善を目指しています。

クラフトビールへの情熱が高じ、昨年ついに自分のブランドを立ち上げ、クラフトビールをリリースしました。何年も前から「いつか自分のビールを作りたい」と思い続けていたので、こうして形にできたことは本当に感慨深いです。勉強したことを実践し、自分自身をアップデートしていくことはやはり楽しいです。まだまだ勉強中ですが、今後も精進していきたいと思います。
 
普段の休診日は、医療の最新情報を学ぶために講習会へ参加することが多く、日々進化する治療技術や新薬についての知識をアップデートするよう努めています。特に、専門医による最新の研究報告や、治療の現場で実際に役立つ技術を学べる機会は貴重で、患者さんにより良い医療を提供するためにも欠かせません。また、全国から集まる医師たちとの情報交換も刺激になりますし、異なる分野の医療者との対話から新たな視点を得られることもあります。
とはいえ、勉強ばかりではなく、時間ができたときには気分転換も大切にしています。学生時代に熱中していたアイスホッケーを楽しむために新潟のチームに合流したり、ロードバイクで自然の中を走ったりすることで、心身ともにリフレッシュできています。こうした趣味の時間があることで、医療に向き合う日々の中でもバランスを保てていると感じています。