地域のランドマークとなるような、誰もが立ち寄れるクリニックをめざして
日々の診療において、心がけていることを教えてください。
患者さんのお話をよく聞いて、ていねいに説明し、信頼関係を築くように心がけています。実は当院に入職した頃、「話し方がちょっときついよ」と言われたことがありまして（笑）。患者さんに安心して受診していただけるように、言葉遣いや話し方に気をつけて優しく接するようにしています。
これからもアットホームな雰囲気を大切にして、地域の方が気軽に立ち寄って相談できるクリニックでありたいと思っています。
外観・院内ともにカラフルで楽しい雰囲気ですね。
移転リニューアルにあたって、この地域のランドマークとなるような目立つ色合いにしました。外観はレインボーカラーで、太陽のマークは私の顔を参考に作ってもらいました。内装も部屋ごとにテーマカラーがあって色を変えています。患者さんだけでなく、地域の方がふらりと立ち寄っておしゃべりするような憩いの場にしていただけたら嬉しいですね。
待合室の本棚も来院しやすくするための工夫だそうですね。
はい。私が読書好きというのもありますが、待合室の一面を本棚にし、患者さんに自由に本を読んでいただけるようにしています。地域の方に、このクリニックを図書館のように使っていただきたいという思いで設計しました。まだ冊数は少ないですが、これから少しずつ増やしていって「今月の副院長のおすすめ」といったコーナーも作りたいと考えているところです。
お忙しいとは思いますが、プライベートな時間の過ごし方も教えていただけますか？
幼い子どもが2人いるので、休日は子どもたちに振り回されていますね(笑)。犬を飼いたいと思っているのですが、妻からは「下の子が小学校に上がってから」と言われたので、もう少し先になりそうです。犬の散歩はいい運動にもなりますし、その日が来るのが楽しみです！
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
今後も整形外科を担当する父と連携を取りながら、病気の早期発見・治療や予防に注力し、地域の「かかりつけ医」として皆さんの健康寿命の延伸に貢献していきたいと思っています。私の専門である循環器疾患は、症状がほとんど出ませんので、大きな病気になる前に検査を受け、予防することが大切です。ささいなことでも構いませんので、気軽に受診していただければと思います。