患者さん一人ひとりのご要望を尊重しながら、最善の治療とケアを提供することを大切にしています。なかには「ステロイド薬は使いたくない」「内服薬は避けたい」といった希望をお持ちの方もいらっしゃいますので、まずはしっかりお話を伺い、そのうえで適切な治療法を見極め、できる限り短期間で症状が改善するよう努めています。
 
一方で、ニキビやアトピー性皮膚炎、乾癬などのように、時間をかけて向き合う必要のある慢性疾患も少なくありません。そのような場合は、患者さんとの対話を重ねながら信頼関係を築き、生活習慣やスキンケアのアドバイスも含めた、より踏み込んだ診療を心がけています。

はい。皮膚がんについては、これまで専門的に研鑽を積んできた分野であり、“お肌のかかりつけ医”として早期発見・早期治療に取り組むことは、私の大切な使命だと考えています。
たとえば、長期間にわたり紫外線を浴び続けることで発症する「日光角化症」や「ボーエン病」は、“前がん病変”と呼ばれ、放置すると皮膚がんに進行する可能性があります。皮膚がんは初期の段階では一般的な湿疹やシミと見分けがつきにくいため、そうした前がん状態のうちに正確に鑑別し、見落としのない診断に努めています。

日々の診療に全力を注いでいますので、休日は心身をリセットしながら、最新の皮膚科学の知識をアップデートする時間に充てることが多いですね。皮膚科学の進歩は日進月歩で、次々と新しい治療法や薬剤が登場しています。そうした知見を学び取り、日々の診療に生かすことで、より良いかたちで患者さんへ還元できるよう心がけています。

皮膚疾患から美容的なお肌のケアまで、開業以来、皮膚科専門医として培ってきた知識と経験を活かし、地域の“かかりつけ皮膚科”として診療を続けてまいりました。今後も、アレルギー疾患をはじめとする一般皮膚科の診療に加え、ほくろや良性腫瘍の日帰り手術を行う形成外科、そしてシミ・しわ・たるみ・医療脱毛などの美容皮膚科の診療技術をさらに高め、健康と美容の両面から皆さんのお役に立てるよう尽力してまいります。
 
当院では、すべての患者さんを“自分の家族を診るつもりで”誠実に診療することを大切にしています。駒沢大学駅直結の通いやすい環境にありますので、気になる症状やお肌のお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。