更新日: 2025-12-05

基本情報

名称:
駒沢皮膚科クリニック
診療科目:
皮膚科, 形成外科, 美容皮膚科, アレルギー科
住所:
〒 154-0011
東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F

電話番号03-3413-6600電話
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ニキビやアトピー性皮膚炎、乾癬など難治性皮膚疾患やアレルギー性疾患も専門的に診療。形成外科の日帰り手術や美容皮膚科の多彩なメニューを組み合わせたオーダーメイドの診療が特色

現在、どのような患者さんが多く来院されていますか?

清水 顕先生の写真

赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い年齢層の患者さんにご来院いただいています。小児皮膚科や花粉症などのアレルギー性皮膚疾患にも力を入れているため、親子2代、さらにはお孫さんを含めた3世代で通われているご家族も少なくありません。
 
主なご相談内容としては、湿疹やあせも、ニキビ、じんましん、アトピー性皮膚炎など、一般的な皮膚疾患が多くを占めます。また、ご高齢になるにつれて、巻き爪や尋常性乾癬といったお悩みを訴える方も増えています。
そのほか、しわ・たるみなど美容皮膚科でのご相談、形成外科によるほくろ除去や粉瘤の日帰り手術なども多く、保険診療から自費診療まで幅広いニーズにお応えしています。

それでは、具体的にどのような診療が受けられるのか、まずは一般皮膚科について教えてください。

皮膚に関するあらゆるお悩みに幅広く対応することを基本方針としています。その中でも、じんましん、ニキビ、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、円形脱毛症、掌蹠膿疱症といった難治性の皮膚疾患には特に力を入れています。
たとえばアトピー性皮膚炎では、従来のステロイド外用薬を中心とした治療に加え、紫外線療法や生物学的製剤など新しい治療法も導入しており、治療の選択肢を広げながら、患者さんと二人三脚で治療に取り組んでいます。

アレルギー科では、舌下免疫療法も実施されているそうですね。

花粉症というと、鼻水や目のかゆみなどの症状を思い浮かべる方が多いと思いますが、近年は“花粉皮膚炎”といって、花粉が肌に直接触れることでかゆみや湿疹が生じるケースが増えています。
当院では、まず食物アレルギーを含む39項目のアレルギー検査を行い、原因をしっかりと特定します。そのうえで、スギ花粉症やダニアレルギーが確認された場合には、対症療法的な薬物治療だけでなく、根本的な改善を目指す舌下免疫療法もご提案しています。

自費診療の美容皮膚科では、豊富な施術メニューを展開されていますが、どのような患者さんが利用されているのでしょうか?

駒沢皮膚科クリニックの院内の写真

年齢を重ねるにつれてシミやしわ、たるみなどが気になる方や、医療脱毛を希望される方など、美容目的で来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
ただ、それだけではなく、保険診療だけでは十分に対応できないお悩みに対して、自費診療の美容皮膚科を組み合わせることで、より満足度の高い治療を実現する“オーダーメイドの診療”を大切にしています。
 
たとえばニキビ治療では、外用薬や内服薬の進歩によって、根本的な肌質の改善を目指すことが可能になりました。一方で、改善後に残る凹凸や色素沈着といった“ニキビ跡”については、保険診療では十分に対応できません。そうした場合には、フォトフェイシャル、レーザー治療、ケミカルピーリングなどの美容皮膚科の施術を選択肢としてご提案し、患者さんの肌の状態やご希望に合わせて適切な方法を一緒に考えています。

美容皮膚科では、かなりこだわった医療機器を導入されているそうですね。

はい。先ほどお話ししたフォトフェイシャルなどの機器に加えて、メスを使わずにリフトアップを目指す医療用HIFU(ハイフ)、イボやほくろの除去に用いるCO2レーザー、毛穴の開きやくすみの改善を目的としたイオン導入器など、高性能で信頼性の高い最新機器を厳選して導入しています。
また、使用するヒアルロン酸やプラセンタエキスなどの医療材料についても、安全性と品質を重視し、国内外で実績のある製剤のみを採用し、患者さんに安心して施術を受けいただけるよう努めています。

他の施設で受けた施術が原因の肌トラブルのご相談も多いとお聞きしました。

はい、実際にそのようなご相談は少なくありません。先日も、脱毛サロンでの施術によりやけどを負って来院された方がいらっしゃいました。残念ながら、美容医療の分野は施設によって技術や知識のレベルに差があり、施術を行う側の判断ミスや経験不足によって、患者さんが思わぬトラブルに見舞われるケースもあります。
当院では、私が皮膚科専門医として、また形成外科についてもベテランの形成外科専門医が責任を持って診療にあたっています。医療的な根拠に基づいた施術を行っておりますので、そうした点を信頼してご来院くださる患者さんが多いと感じています。

形成外科では、どのような診療が受けられるのでしょうか?

形成外科では、主に粉瘤や脂漏性角化症など皮膚の良性腫瘍の日帰り手術をはじめ、目のまわりのできものに対するレーザー治療、眼瞼下垂症の手術、そしてフェノール法や爪床形成術による巻き爪・陥入爪の治療などを行っています。これらはいずれも保険診療の範囲内で受けていただける治療です。また、ほくろの除去については、美容目的の場合は自費診療となりますが、悪性が疑われるケースや、ひげ剃りなど日常生活に支障がある場合には保険が適用されます。

先ほども触れましたが、当院の形成外科は、開業当初から私とともに診療を支えてくれている経験豊富な形成外科専門医が担当しています。技術・経験ともに信頼できる医師ですので、安心してご相談いただければと思います。