地域住民と交流を深めながら、医療を通じて皆さんを後方支援していきたい
お忙しい中、どのようにリフレッシュされていますか?
ジョギングですね。一時期は月1回フルマラソンの大会に出場していたほど、走ることが好きなんです。最近は、コロナ感染症の流行もあって大会には参加できていませんが、週1回、地域の方々と一緒に多摩川の河川敷をジョギングしています。はじめの4㎞くらいは皆さんと話しながら、ラスト1㎞は一生懸命に走って。
「丸子橋」の周辺は、景観がとても良く、その壮大な風景を見ながらジョギングしていると、「この地に来て良かったな」という気持ちが湧いてきて、ますます地域のために頑張ろう!と思えますね。
今後の目標は、トライアスロンの大会に出場することです。世界一過酷と言われる「アイアンマン」と呼ばれる総距離226㎞の大会があるのですが、それに参加することを目指しています(笑)。
地域医療を支える医師として、今後の展望があれば教えてください。
ひとつは、予防医療の分野に力を入れていきたいと思っています。日本人の平均寿命が伸びていますが、肝心なのは、健康寿命を伸ばすことです。健康であれば、いくつになっても美味しいものが食べられたり、好きな場所に外出したりと、自分が思い描いた生活を過ごせるものです。長生きをしたけれども、日常生活にさまざまな制約が伴えば、人生に楽しみがなくなってしまいますよね。また、人口の高齢化とともに増加している医療費の削減においても、一人ひとりの健康寿命を伸ばすことが大切だと考えています。
もうひとつは、地域住民と連携した取り組みをおこなうことです。例えば、地域の飲食店とコラボレーションして糖質制限パンを作るといったように、医師として、地域住民と一緒に、健康面に配慮した商品の開発ができればおもしろいなと考えています。
また、私は、横浜にある児童発達支援事業もやっているのですが、そうした福祉教育の取り組みを、田園調布でおこなえないものか、模索しているところです。
軍事用語では、第一線部隊を後方からサポートすることを「後方支援」というのですが、私が取り組んでいきたいのは、まさに、「地域住民の日常生活を、医療を通じて後方支援していく」というイメージです。
最後に、読者の方にメッセージをお願いします。
2021年10月から、私の名前、五藤良将の頭文字をとって「医療法人社団 五良会 竹内内科小児科医院」と医療法人化になりました。
近江商人の経営哲学に「三方よし」-売り手によし、買い手によし、世間に良し-というのがありますが、五良会では、「五方よし」-患者よし、病院・職員および家族よし、外注先取引業者よし、地域社会よし、未来よし-の哲学で運営し、当院に関わる人たちすべてに明るい未来を照らしていければと考えています。
当院では、内科をはじめ、幅広い病気の診療が可能です。小さなお子さまから高齢者の方まで、患者様・ご家族のニーズをしっかり把握するとともに、最適な医療の提供に尽力していきます。
どうぞ、お気軽にご相談ください。