【川上院長】患者さんのご要望に可能な限り応えていくことを、常に心がけています。例えば、以前は緊急手術が多かった虫垂炎のほとんどは、より効果的な抗生剤の登場によって一旦入院、抗生剤治療、翌日手術が可能になり、当院のような緊急手術が行えない施設でもほぼ対応可能となっています。

【仲地医師】私も川上院長と同様に、患者さんのご要望にしっかり応えていきたいと考えています。もちろん、医師として必要な医学的な助言はきちんと伝えながらも、できる限り患者さんのご要望に沿えるよう努力していこうと思っています。そのためには、患者さんのお話をしっかり聴くよう心掛け、信頼関係を築くことが大切と考えています。

【川上院長】頭部、胸部、腹部と全身の造影検査ができるマルチスライスCTや、腸管のシワを広げながら細かく観察するための内視鏡用炭酸ガス送気装置、特殊な光を用いることで、患者さんの苦痛を最小限に抑えながら小さな病変が発見しやすいといわれているNBI内視鏡機器、外科手術用の腹腔鏡、全身麻酔機器、電気メスなどを揃えています。
また、当日すぐに結果が判る新型コロナ遺伝子検査装置も導入しましたので、地域の方々の医療ニーズに幅広く応えていきたいと考えています。

【川上院長】最近、年のせいか、体力が落ちてきているので(笑)、週2、3回スポーツジムに通って、有酸素運動に筋トレを組み合わせたエクササイズで鍛えています。かなり熟睡できるようになりましたね。

【仲地医師】私も院長と同じです(笑)。年齢を重ねてくるといろいろ不具合が出てくるので、学生時代にやっていたテニスを数年前からまた始めました。ストレス発散にもなっているので、運動は心がけようと思っています。

【仲地医師】基幹病院で20年あまり一般診療から消化器の専門診療まで幅広く携わり、技量を磨いてきました。これからも、その知識と経験を地域の人たちのために活かしながら末長く続けていきたいですね。特に消化器内視鏡検査・治療については、より多くの患者さんを診療して、沖縄県全体の受診率を上げていきたいという大きな展望も持っています。そのためには、患者さんお一人おひとりに満足し、納得していただける医療を実践していかなければいけないと肝に銘じています。

【川上院長】仲地先生に仲間に加わっていただいたこともあって、一年後くらいを目処に、当院の移転建て替え計画を進めています。すでに、鼠径ヘルニアの腹腔鏡手術が昨年（2023年）1年間で80件あまり、沖縄県内で4番目の手術数を行っており、消化器内視鏡検査・治療についても、仲地先生を中心に診療体制を拡充しました。沖縄県内ではまだ手薄な肛門疾患の治療を含めて、良質な医療をより多くの方に提供できるように診療体制の拡充に取り組んでおります。消化器だけでなく、内科、外科と幅広く診療しておりますので、お困りのことがございましたら、いつでもご相談ください。