更新日: 2023-04-10

基本情報

名称:
きりしま内科リハビリクリニック
診療科目:
内科, 神経内科, リハビリテーション科
住所:
〒 899-5112
鹿児島県霧島市隼人町松永1丁目36番地

電話番号0995-64-2222電話
する

合言葉は「運動は万能の処方」。患者さんに適切な運動を指導する傍ら、自身もフルマラソンを完走

先生が診療以外の時間に楽しまれるご趣味などはありますか?

「上土橋院長写真展」の写真
院内には「上土橋院長写真展」として院長の撮影した写真が飾られる

10年以上ジムに通って体を鍛えていたのですが、コロナ禍以降は行けていません。そのかわり、一眼レフカメラを買って写真撮影を始めました。自然豊かな霧島の風景を、気の向くままに切り取っています。待合室に展示したり、インスタグラムに載せたりしていますので、ぜひご覧になってください。

いっぽうでずっと続けている趣味はマラソンです。先日も「いぶすき菜の花マラソン」でフルマラソンを完走しました。風光明媚なコースで楽しく走れるので、毎回出場しています。診療室で患者さんに「運動してくださいね」と口を酸っぱくして言っている手前、自身がダラダラしていては説得力がないですからね(笑)。これからも走り続けます。

先生も鍛えられているのですね。運動がやはり大事ですか。

大事ですね。私は「運動は万能の処方である」と考えており、「薬の前にまず運動を」と患者さんにも伝えています。なにか症状がある方のリハビリテーションはもちろん、その前段階として、健康な方にも運動の大切さを知ってほしいですね。

社会が高齢化していく中で、加齢にともなうフレイル(予備能力が低下した虚弱な状態)やサルコペニア(筋肉量の減少と身体機能の低下)への対策は、国をあげた急務となっています。この状態は要介護一歩手前。この時点で、生活や運動能力に合わせたリハビリテーションの考え方と運動を取り入れ、「自分で何でもできる」状態を少しでも長く維持してほしいのです。

運動に関しては、「頑張って歩いています」とおっしゃる方が多いのですが、残念ながら歩くだけでは筋力はつきません。もちろん歩くことも運動の第一歩としては素晴らしいのですが、時々走ったり、筋トレプログラムを加えたりと、筋肉に負荷をかけるレジスタンス運動をすることがとても重要です。

当クリニックでは、「具体的にどう運動すればいいか分からない」「ジムは敷居が高い」「ひとりではなかなか頑張れない」という患者さんのために、月に1度、理学療法士たちと運動教室を開催して、日頃の生活の中で運動習慣をつけていけるような指導をしています。最大で10人程度の気軽な集いなので、ダイエットを目標に掲げる方などもぜひご参加ください。

読者へのメッセージをお願いします。

上土橋先生の写真

地元密着で親しみやすいクリニックにしたいと常々思っており、この春には駐車場で、キッチンカーやワークショップの出店を募って小さなマルシェを開催する予定です。お子様から年配の方までたくさんの方に来ていただき、もしなにか体調に心配ごとが起こったときには、きりしま内科リハビリクリニックに行ってみようかな、と思い出してもらえるようなご縁を繋ぎたいですね。

これからも地域の健康に貢献していきたいと思っています。マルシェにもクリニックにもどうぞお気軽におこしください。