更新日: 2023-07-03

基本情報

名称:
クリニックはるさか
診療科目:
内科, 胃腸内科, 外科, 肛門外科, 消化器外科, 消化器内科, 内視鏡内科
住所:
〒 919-0449
福井県坂井市春江町中筋100-75

電話番号0776-58-0180電話
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内科一般からリハビリ、胃・大腸内視鏡検査、肛門診療まで、患者さんのニーズに合わせて幅広く診療

どのような患者さんが来院されていますか?

年齢は、50歳代から90歳代の中高年の方が多いですね。主訴としては、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の患者さんが多く、コロナ禍では、発熱患者さんもかなり数多く来院されました。それに加えて、この地域はご高齢の方が多く住まわれていることもあって、腰痛や関節痛にお悩みの方も多く、当院で導入している赤外線や低周波治療機、ウォーターベッドでのリハビリに取り組まれる患者さんもたくさんいらっしゃいます。

また、最近は、腹部症状であったり、検診で要精査の結果が出て胃や大腸の内視鏡検査を受けに来られる30代、40代の若い方や、専門的な診療が受けられるということで、遠方から痔などの肛門疾患の相談に来られる患者さんも増えてきました。

クリニックはるさかの院内の写真

胃・大腸内視鏡検査について、どのような検査が受けられるのか教えてください。

佐藤先生の写真

胃・大腸内視鏡検査は、私の就任時に、最新の内視鏡カメラに更新し、培ってきた経験と技術で、できるだけ患者さんのご負担が少ない検査の提供に努めています。胃カメラは、嘔吐反射の少ない鼻腔から直径5〜6ミリのカメラを挿入する経鼻内視鏡経鼻内視鏡を使用しています。大腸カメラについては、20年以上の経験を活かした挿入技術を用いて、できるだけ患者さんの苦痛の少ない検査を提供していますが、ご不安な方には、ご要望に応じて鎮静剤を使うことも可能です。

万が一、大腸ポリープが見つかった場合は、予め患者さんの了解を得たうえで、微小なサイズであれば非通電切除(コールドポリペクトミー)という方法で、検査と同時に切除治療を行い、切除後の入院が必要なポリープや悪性が疑われた場合などは他施設へ紹介させていただいております。また、前処置の下剤の服用は、基本的には、当院内で看護師の付き添いのもと服用していただいており、検査用トイレも設置しているので、安心して受診していただけると思います。

胃カメラ、大腸カメラは、がんをはじめとする疾患を早期に発見したりするために必要かつ大事な検査です。地域の多くの方に受けていただけるようこれからも患者さんのご負担が少ない検査の提供に努めていきたいと考えています。

佐藤先生が専門的な知識と技術を習得された肛門診療についても教えてください。

肛門診療については、患者さんのプライバシーに配慮して、通常の診察室とは別の検査室を用意して実施しています。検査には肛門鏡を導入し、患者さんにも画像をお見せして映像で確認していただきながら状態をご説明しており、納得いただきながら治療を進めることを大切にしています。手術が必要な場合は、局所麻酔ですむ日帰り手術は当院で行っており、入院を伴うような手術については、近隣の連携病院をご紹介させていただきます。

肛門疾患は、恥ずかしさが伴いなかなか相談しづらいと思いますが、大腸がんや、お若い方でも炎症性腸疾患などの重篤な病気が隠れていることもあります。気になる症状があったら、なるべく早めに受診していただきたいですね。

クリニックには、通所リハビリなど介護関連の施設も併設されているそうですね。

佐藤先生の写真

住み慣れた地域で、自分らしく暮らしていただけるよう、はるさかグループとして、クリニックの他に、在宅復帰を目指す「介護老人保健施設」、在宅療養をサポートする「短期入所施設」、「小規模多機能型居宅介護施設」、「通所リハビリテーション」、「フィットネスクラブ」、「居宅生活支援事務所」などを同じ敷地内に併設し、その時々に必要なサービスを速やかに提供できるような体制を整えています。

医療、介護、福祉と、グループ内のそれぞれの部門の専門職が緊密に連携し、病気の早期発見や治療、日常生活動作(ADL)の維持・改善に努めていますので、健康や介護に関する心配事、悩み事は、いつでも気兼ねなくご相談ください。