更新日: 2023-06-20

基本情報

名称:
みなかわ整形外科
診療科目:
整形外科, リハビリテーション科, リウマチ科, 外科
住所:
〒 206-0002
東京都多摩市一ノ宮3-1-3 桜ヶ丘Kビル3F

電話番号042-310-6066電話
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健康を守る“よきパートナー”として、患者さんの充実した毎日を支えていきたい

貴院のリハビリ室は、窓が大きくとても明るい雰囲気ですね。

患者さんがリハビリをしながら外を眺められるように設計しました。ウォーターベッド型マッサージ器、骨折治癒を促進する超音波骨折治療器などを備え、リハビリの担当職員が物理療法を行っています。リハビリの状況は私も常に確認しており、患者さんの症状が軽くなるようスタッフ一同で取り組んでいます。

みなかわ整形外科の院内の写真
全面ガラス張りのリハビリ室は、開放的で明るい空間

日々の診療で心がけていることを教えていただけますか?

患者さんの話をよく聞くことです。患者さんがご自身の状態を理路整然と説明するのは難しいことだと思います。ですので、患者さんのお話にじっくり耳を傾け、どのぐらい痛むのか、どのようにしびれているのか、どのような症状で困っているのかなど、患者さんがお伝えになりたいこと、求めておられることをお聞きすることを大事にしています。
 
また、お子さんが骨折した場合、痛みが比較的早く消えても、骨はまだ治っていないということがよくあります。そこでしっかり治さないとお子さんのその後の生活に支障が出てしまいますので、親御さんとお子さんにご説明して理解していただき、最後までしっかり治すことができるよう気を配っています。

今までの医師人生の中で印象に残っている出来事がありましたらお聞かせください。

医師初日の深夜、救命救急センターに多発外傷の患者さんが運び込まれてきました。患者さんは交通事故で体のさまざまな部位に重傷を負っており、私はその中で膀胱破裂の手術に入りました。手術の末、患者さんを助けることができたのですが、骨盤骨折の変形が残ってしまったのです。患者さんはまだ高校生でしたが、その後妊娠されたときには、骨盤の変形のため帝王切開で出産することになりました。
 
最初の事故のときにこういう状態を予測して骨盤の骨折治療にあたっていたら、帝王切開は必要なかったかもしれません。医師は、ただけがを治し痛みを取り除けばいいというものではなく、患者さんの人生を見すえ、患者さんのQOL向上を重視した医療を提供する責任があります。その責任を痛感したこの出来事は、私の医師人生に大きく影響していますね。

お休みの日はどのようにお過ごしになっていますか?

自宅の近くにある公園へ散歩して、緑を眺めていることが多いです。診療日はパソコンを見る時間が多く目が疲れるので、緑を眺めて目を休めるとともに、気持ちをリフレッシュしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

皆川先生の写真

当院は地域の皆さんのかかりつけ医として、患者さんの健康を生涯にわたって守る“よきパートナー”になりたいと思っています。肩こり、腰痛、関節痛、しびれ、骨粗鬆症のご相談などはもちろん、お体についてお困りのことがあれば整形外科領域以外のことでもかまいませんので、お気兼ねなくご相談ください。
 
関節の痛みや腰痛など、整形外科の症状は年齢的な変化によるものも多いです。加齢に伴う骨の変形などが見つかると、「これはもう治らないということか」と落胆されることもあるかもしれません。でも、加齢によって体が変わっていくのは避けがたいことです。大切なのは、どうすれば症状が軽くなるか、どうすれば日々の生活を快適に過ごせるようになるか、諦めずにその方法を見つけて、体とうまくつきあっていくことです。当院が全力でサポートいたしますので、体とのいいつきあい方を一緒に見つけていきましょう。