「体の声を聴き続けることで健康への道が拓ける」というメッセージを伝え、患者さんの健康を支えていきたい
脳神経外科ということでMRIやCTを導入されていますが、貴院で実施している検査について教えていただけますか？
MRIとCTは、私が院長に就任した2011年より導入しており、頭痛などの患者さんに対し必要に応じて院内で検査できる体制を整えています。MRIは2020年の移転時に新調したのですが、脳の血流を測定できるようになり、脳梗塞の検出精度を高めることが可能になりました。
脳ドックは自費（自由診療）ですが、仕事帰りや日曜日に受診していただけるコース、より高度な測定項目を取り入れたコースなどを設けており、検査オプションも拡充予定です。そのほか、認知症の兆候を発見するMCIスクリーニング検査なども実施しています。気になるところがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
日々の診療で心がけていることをお聞かせください。
忙しい毎日の中で、元気なときはどうしても、体を大事にすることを後回しにしてしまいがちです。私自身もそうでした。でも、人が健康であり続けるためには、ふだんから自分自身の体と向き合うことが不可欠です。
そこで当院では、「1日5分だけでも体の力を抜き、自分の体の調子をチェックする時間をとって、体の声を聴いていただきたい」ということを患者さんにお伝えするとともに、院内でも共有し、患者さんも看護師もスタッフも皆で健康に向かっていこう、ということを方針として掲げています。このことを、当院では「体の声を聴き続ける。そうすれば健康への道が拓ける」というメッセージで表現しています。このメッセージを広く伝えることは、多くの方の健康に資することであり、当院の存在意義の一つだと思っています。
診療時間以外はどのようにお過ごしになっていますか？
サーフィンが好きで休みの日には海にでかけることが多いですね。自然のエネルギーにふれることができて、とてもいいリフレッシュになりますし、体力もつきましたね。
貴院の今後の展望を教えていただけますか？
今後は、不調を早期に発見して予防につなげるための検査をより充実させていきたいと考えています。また、がん治療のサポートの面では、ハイパーサーミアをより多くの方にご活用いただけるよう、引き続き取り組んでまいりたいと思います。
最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。
繰り返しになりますが、本当の意味で健康になるためには、体に現れた症状を治療するだけでなく、体の声を聴き、生活習慣や体質の改善に取り組むことで、病気の原因を根本的に解消することが大切です。生活習慣や体質の改善は一朝一夕でできるものではなく、忙しい生活の中で続けることがつらくなることもあるかもしれません。でも、少しずつでも進めていけば一歩一歩健康に近づき、患者さんの人生がより輝かしいものになります。
スタッフ一同、患者さんに適切な医療を提供し、体の声を聴いて健康に取り組む患者さんの力になれるよう尽力いたします。頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状やがん治療など、気になることがございましたら、ぜひご来院ください。
自由診療費用
※表示価格はすべて税込みです
- 基本脳ドック（MRI、MRA、頸動脈MRA、海馬萎縮度判定VSRAD。ただしVSRADは50歳以上） 8,500円～13,800円
- MCIスクリーニング検査費用 18,150円
- 高濃度ビタミンC点滴療法
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- 初診料 1,650円
- 再診料 790円
- VC初診治療料 21,120円
- VC血中濃度 4,950円
- G6PD検査 9,900円
※価格は2023年6月16日現在のものです。変更となっている場合がありますので、必ず医療機関にご確認ください。