更新日: 2021-12-01

基本情報

名称:
大田大森胃腸肛門内視鏡クリニック
診療科目:
内科, 外科, 消化器内科, 小児科, 肛門外科
住所:
〒 143-0016
東京都大田区大森北1-10-14 Luz大森 6階

電話番号03-3766-2222電話
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苦痛が少なく楽に受けられる胃・大腸内視鏡検査

クリニックの特徴である内視鏡検査について教えてください。

当院の内視鏡検査は、「専門医による苦痛を抑え、楽に受けられる内視鏡検査」をモットーに、病変の見逃しがないよう精度にこだわった検査を短時間に、そして、患者さんの苦痛が少なくなるように提供していることが大きな特徴です。

その一つの工夫として、胃・大腸カメラいずれも鎮静剤を用いて受けることができます。患者さんは眠った状態で検査を受けられるので、痛みを感じることはほとんどありません。初めて鎮静剤を用いて検査を受けたほとんどの患者さんが「もう終わったの?」とびっくりされますね(笑)。

そして、大事なのが挿入技術と画像診断です。内視鏡検査は皆さんもご存じのように、胃カメラは鼻や口から、大腸は肛門からスコープを挿入して粘膜を直接的に観察する検査です。そのため、残念ながら医師の技量や手法によっては、不快感や苦痛が大きい場合もあるのです。特に、大腸カメラの場合、その精度や患者さんの苦痛軽減は、挿入技術と迅速かつ的確な画像診断によるものが大きいと考えています。
当院では、内視鏡専門医が数多くの症例で培った患者さんに負担をかけない挿入技法や、最新の内視鏡システムを活用した迅速かつ的確な診断技術で、不快や苦痛をほとんど感じることがない内視鏡検査を提供させていただきます。

大柄院長の写真2

大腸カメラ検査中に大腸ポリープが見つかった場合には、その場で切除する日帰り手術を行います。大腸がんの多くは大腸ポリープががん化して発生するため、大腸ポリープの切除は大腸がんの予防に繋がります。ポリープの切除に痛みはありません。

胃・大腸カメラ検査後には、炎症やポリープなどの病変の有無について、検査で撮影した画像をご覧いただきながらわかりやすく説明させていただきます。また、検査中に病変の組織採取やポリープ切除を行った場合には病理検査を行います。結果が出るまで1~2週間程度かかりますので、再度来院いただいて結果をお伝えしています。

最新の内視鏡システムについて詳しく教えていただけますか?

内視鏡システム『EVIS X1』の写真
最新内視鏡システム『EVIS X1』

内視鏡の分野で世界から高評価を受けているオリンパス社の最新内視鏡システム『EVIS X1』を大田区内でもいち早く導入しました。
このシステムは、粘膜に特殊な光をあてることで、通常では見えにくい微細な病変を発見する技術が搭載されているほか、炎症の的確な診断に役立つ画像処理システムや拡大機能などがあり、その映像を大型ハイビジョン液晶モニターで確認しながら検査を進めていきます。クオリティが高くスピーディーでスムーズな検査が可能で、病変の早期発見はもちろん、患者さんの負担軽減にも貢献しています。

「大腸カメラ検査前の下剤の服用がつらい」という声をよく耳にします。

大田大森胃腸肛門内視鏡クリニックの院内(専用個室)
下剤を院内で服用するための専用個室

検査の精度を高めるためには大腸の粘膜をきれいにすることが不可欠ですので、検査前には下剤の服用が必要となります。事前診察の際に、検査前の食事の摂り方や下剤の服用方法について看護師から丁寧に説明させていただきますが、ご自宅での服用が心配な方は、お話した通り、院内の専用個室でゆっくりと下剤を服用してもらい、検査までの間看護師がサポートすることもできます。

また、「大量の下剤を飲み切れるか不安」「下剤の味が好きになれない」など、どうしても下剤を服用できないという方には、胃と大腸の内視鏡検査を同時に行い、胃の内視鏡スコープから下剤を注入する「内視鏡的洗浄液注入法」、また鼻から極細のチューブを挿入して下剤を注入する「鼻チューブ法」の、大量の下剤を飲む必要がない2つの方法を用意していますのでご相談ください。