専門病院に引けをとらない内視鏡検査で、病気の早期発見に努める
先生が日々の診療で心がけていることを教えてください。
どのような治療を行っていくか、患者さんと一緒に考え、選択したうえで治療を進めることです。たとえ医学の観点から最適だと考えられる治療法であったとしても、患者さんが納得できなければ積極的に治療に取り組んでいただくことは難しくなります。
ですので、患者さんがどういう状態で、何が必要で、どのような治療の選択肢があるかということをご理解いただけるよう、ていねいに説明し患者さんの希望もしっかり確認するようにしています。医師が一方的に治療を押しつけるのではなく、患者さんと医師がともに治療に取り組むことが大切と考え、診療にあたっています。
お忙しい日々と思いますが、診療時間外はどのようにお過ごしになっていますか?
現在も診療のかたわら臨床研究を続けているので、家に帰る時間も遅くなりがちで自由な時間は少ない気がします。那覇市は地元ということもあり、友人が飲食店をやっていたりするので、ときどき友人と飲みながら過ごす時間がいい気分転換になっていると思います。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。
内視鏡検査と治療については、専門病院と同レベルの医療を実践したいと考えています。これまで長年にわたり、消化器疾患の内視鏡治療を専門に研鑽を積んできましたので、ていねいで精度の高い内視鏡検査を提供できているという自負もあります。どんな病気も早期発見・早期治療が重要なので、異常を見落とさないようにして、患者さんの健康維持のお役に立つことが一番の目標です。
おなかの不調をはじめ、気になる症状がある方は気軽にご相談ください。地域のかかりつけ医として、みなさんが元気で幸せに過ごせるお手伝いができれば幸いです。今後も「一銀内科胃腸科クリニック」をよろしくお願いいたします。