更新日: 2022-05-23

基本情報

名称:
永瀬医院
診療科目:
内科, 外科, 消化器内科, 消化器外科, 肛門外科
住所:
〒 254-0043
神奈川県平塚市紅谷町9-1 リーデンスタワー湘南平塚302号室

電話番号0463-22-0124電話
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JR平塚駅から徒歩2分にある永瀬医院は、70年以上も同地に根差し、ホームドクターとして、近隣住民の健康を支えてきた。永瀬剛司先生は、祖父、父から続く三代目院長。2015年(平成27年)に先代から引き継いだ。以来、従来からの一般内科・外科の診療に加え、20年にわたって培った消化器外科の専門性を活かした胃・大腸内視鏡検査を始めとする消化器診療や痔の日帰り手術にも力を入れている。
「地域の中でより良い医療を、より多くの方に提供すること」という同院の理念を実現するために、永瀬先生は、平塚市医師会の理事も務め、地域医療の発展に尽力している。患者にメリットのある医療を提供するために、医療資源を有効活用する病診連携にも積極的に取り組むなど、持ち前のチャレンジ精神を発揮して「地域の患者のために」邁進する永瀬先生に、医院の特長や今後の展望を詳しく伺った。

消化器外科医としての長いキャリアを軸に、地域医療に貢献するため三代目院長を継承

はじめに、医師を志したきっかけをお聞かせください。

永瀬剛司の写真1

当院は、約70年前に私の祖父が開業しまして、父が二代目院長、私で三代目になります。祖父も父も外科医で、幼い頃から医師の仕事を間近で見て育ってきましたので、私も自然と医師を志していました。小学生くらいのときから、「将来、何になりたいの?」と聞かれると「医師になりたい」と答えていましたので、その通りになりましたね。

外科医となられたのは、どのような理由からですか?

祖父や父の影響もあったと思いますが、もともと私は手先が器用なほうだったんです。プラモデルの製作や絵を描くといった細かな作業が好きで、得意でした。それに、中学から大学まで陸上部で短距離走に打ち込んでいたので、体力にも自信があったんです。
外科医には緻密な手技や、ときには長時間に及ぶ手術時間をまっとうする体力も求められます。知識も当然のことながら、経験の積み重ねや新たなことへのチャレンジも重要になりますので、探究心も強かった自分には外科医が向いていると思いました。

開業までのご経歴を教えてください。

金沢大学医学部を卒業後は大学院に進み、その後、金沢大学第一外科(現:心肺総合外科)に入局しました。約10年間、関連の基幹病院に勤務し、胃や大腸がんといった消化器外科を中心に、肺がんなどの呼吸器外科や心臓血管外科などのいろいろな分野の外科手術にも携わり、研鑽を積みました。
その後、東京医科学研究所の腫瘍抑制分野で学術研究支援員に就き、2年ほどがんに関する基礎研究に取り組んだ後、平塚市民病院で8年間勤務医をし、2015年4月に当院を引き継ぎました。

臨床から研究まで20年にわたって経験とキャリアを積み上げられ、医院を継承されたのですね。

基礎研究に携わったおかげで医学論文も容易に読み解けますし、平塚市民病院では消化器外科医として、さまざまな病期の胃がんをはじめ、大腸がんや膵臓がんなど、開腹手術だけでなく、内視鏡手術や腹腔鏡下手術も数多く執刀し、後輩の指導にも取り組んできました。充実した20年間だったと思います。
 
医師の仕事の中でも、私は、患者さんと直接対話をしながら診療するのが好きでしたので、「このまま臨床の現場に末永く携わっていきたい」と、長年にわたって地域医療を支えてきた当院を継承するに至りました。

永瀬医院の待合室の写真
木目調で落ち着いた雰囲気の待合室