急性疾患から慢性疾患まで幅広く対応し、大学病院の専門医によるオンライン診療も実施
どのような診療を得意とされていますか？
【高橋院長】当院は、特定の疾患に特化した専門クリニックというよりも、患者さんにとって“とにかく使いやすい”総合的なクリニックを目指しています。
診療時間は、通勤・通学の前後や家事の合間にも立ち寄れるように、平日は朝7時半から夜7時半まで通しで開院。さらに土日も10時から16時まで診療を行い、忙しい方でも無理なく受診できる体制を整えています。
診療内容も幅広く、急な発熱や腹痛はもちろん、インフルエンザなどの季節性疾患、糖尿病や高血圧といった生活習慣病、気管支喘息、花粉症などの慢性疾患にも対応。内科はもちろん、外科、小児科、皮膚科、耳鼻咽喉科と、幅広い科目をカバーしています。
「具合が悪いけど、どこに行けばいいかわからない」――そんなとき、まず思い浮かべていただける“まちの医療窓口”でありたいと思っています。
「ハイブリッド型オンライン診療」では、どのような診療が受けられるのでしょうか？
【高橋院長】更年期障害や皮膚疾患、糖尿病といった分野では、私たちが一般的な診療を行うだけでなく、「もっと専門的に診てほしい」という患者さんの声にも応えられるよう、大学病院の専門医と連携したオンライン診療を導入しています。
この「ハイブリッド型オンライン診療」では、当院内に設置されたオンラインブース（個室）で、患者さんが直接大学病院の専門医の診療を受けられます。プライバシーにも配慮された空間で、落ち着いて受診できるのが特長です。
大学病院まで足を運ばなくても、専門的な診療が身近なクリニックで受けられる――そうした便利さが、患者さんにとって大きなメリットになると感じています。
実際には、どのような患者さんが多く受診されていますか？
【齊藤副院長】インフルエンザや新型コロナといった季節性の感染症、花粉症や気管支喘息などのアレルギー疾患、さらに健診で異常を指摘された生活習慣病の患者さんが多く来院されています。駅構内という立地もあってか、比較的若い世代の方が多い印象ですね。お勤めの方や学生さん、買い物のついでに立ち寄られる方もよく見られます。
【高橋院長】場所が少しわかりづらいこともあるのか、「こんなところにクリニックがあったんですね」と驚かれる方もまだ多いですね。「ハイブリッド型オンライン診療」をご希望される患者さんも徐々に増えていますが、現時点では、私たちから「専門医の意見も聞けますよ」とご案内して初めて利用されるケースがほとんどです。より多くの方にこの仕組みを知っていただけるよう、今後はもっとわかりやすく情報発信していきたいと思っています。
今後、力を入れていきたいと考えている診療はありますか？
【齊藤副院長】藤沢の本院と同様に、この分院でもお子さんから大人の方まで、幅広い世代・疾患に対応し、皆さんが長く健康を維持できるようなサポートをしていきたいと考えています。
「病気かどうかわからないけれど、ちょっと気になる不調がある」「念のため検査を受けてみたい」といった、ちょっとしたご相談でも構いません。診療や処方だけでなく、「医師の意見を気軽に聞ける場所」として、気兼ねなく立ち寄っていただけるようなクリニックを目指しています。
【高橋院長】例えば「今飲んでいる血圧の薬が切れたので、同じものを数日間だけ出してほしい」とか、「急に熱が出たから、昼休みの間に診てほしい」といったご相談も大歓迎です。電車を降りて数分で診察室に入れる──そんな“コンビニのように気軽に立ち寄れるクリニック”があってもいいと思うんです。
私たちスタッフもそのつもりで、どんなお悩みにも真摯に向き合っていますので、「これって相談してもいいのかな？」ということでも、どうぞ気軽にお越しください。