更新日: 2025-01-29

基本情報

名称:
糖尿病・甲状腺 藤巻内科クリニック
診療科目:
糖尿病内科, 内科
住所:
〒 272-0133
千葉県市川市行徳駅前2-17-2 TNKビル1階

電話番号047-316-0755電話
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名医の象徴「杏」がロゴのモチーフ。患者の話に耳を傾け、寄り添った治療を続けたい

院内は明るく、患者さんがリラックスできそうな雰囲気です。医院のロゴも素敵ですね。

ありがとうございます。私の名前が「杏子(きょうこ)」なので、当院のロゴも「杏(あんず)」をモチーフにしています。
自分で言うのは恥ずかしいですが、「杏(あんず)」は名医の象徴と言われているんです。昔、中国の董奉(とうほう)という医師が人に尽くすために治療を行い、治療代を受け取らず、代わりに患者に杏の木を植えてもらい、やがて杏の林ができあがったそうで、この故事から名医のことを「杏林」と呼ぶようになったそうです。母が付けてくれた「杏」の名に恥じない、患者さん寄り添える良き医師であり続けたいという想いを込めました。

日々の診療で心がけていることをお聞かせください。

藤巻 杏子先生の写真

「患者さんの話を聞く」というのは、診療においてすごく大事なことだと考えています。特に糖尿病のような生活習慣病においては、患者さんとの対話から症状の原因を推測したり、治療のヒントを得たりすることもあります。それに、話を聞くだけで患者さんの不安な気持ちが解消されることもありますから、患者さんにとって、何でも気軽に話せる存在でありたいですね。
 
また、患者さんが理解できるようなわかりやすい言葉で説明することを心がけています。糖尿病の診断を受けると食事制限や運動指導を負担に感じる方も多いと思いますが、治療においてもっとも大切なのは、ご自身の状態を理解することです。大学病院での経験と知識をもとに診断をつけ、それを患者さんにきちんと共有することで、患者さんが前向きに治療に取り組めるようサポートしています。

お忙しい日々だと思いますが、先生の趣味やプライベートな時間の過ごし方も教えていただけますか?

趣味はスキーです。大学時代はスキー部に所属し、競技スキーをやっていました。今でも冬になると、3人の子どもやママ友家族とスキーを楽しんでいます。子ども達の上達ぶりが三者三様でおもしろいんですよ。最近は年に1、2回の頻度ですが、いいリフレッシュになります。
 
昔から読書も好きなのですが、今は忙しくてなかなか時間が取れません。4月からは当院の休診日に順天堂浦安病院で外来を担当する予定なのでさらに忙しくなってしまいそうですが、落ち着いたらまた再開したいですね。

さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

藤巻 杏子先生の写真

近年、糖尿病の治療薬は多様化し、選択肢が広がっています。また、患者さんのライフスタイルや家族関係、仕事、経済状況などは人生の中で当然変化していくものです。当院では、糖尿病の進行状況や合併症の有無だけでなく、患者さん一人ひとりの事情に配慮した上で、その時、その患者さんに一番適した、できる限り負担の少ない治療方法を提案させていただきます。
 
「病院だと緊張してしまう、医師が怖くて言いたいことが言えない」という患者さんも少なくないと思いますが、当院は患者さんにそういった気持ちを抱かせないよう、明るい気持ちで通えるクリニックを目指しています。気になる症状があればぜひ気軽にご相談ください。