専門的な医療の提供にとどまらず、情報発信や啓発活動にも力を注ぎ、地域全体の健康水準向上に貢献したい
先生が日々の診療で心がけていることを教えてください。
スタッフ全員と「清く、正しく、温かく」という合言葉を毎朝共有しています。とにかく患者さんに誠実に向き合い、温かい気持ちで接することを心がけ、信頼関係を築くことを大切にしています。
また、できる限り症状や状況に応じて対応し、ちょっとした体調の変化や不安でも気軽に相談していただける“かかりつけ医”でありたいと考えています。急な体調不良や、どの診療科にかかったらよいか迷うときなども、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
明るく温かみのある院内の雰囲気からも、患者さんへの気遣いが感じられます。

ありがとうございます。患者さんからは「喫茶店に来たみたい」と言っていただけることもあります。「松ヶ丘」という地域名にちなみ、緑をクリニックカラーに選び、イエローと組み合わせた明るい空間にデザインしました。自然素材を多く取り入れ、木の温もりを感じてもらえるようにしています。広々とした待合室には暖炉を設置しており、診察の待ち時間そのものがくつろぎのひとときになるよう心がけています。
お忙しい日々と思いますが、先生のご趣味やプライベートな時間の過ごし方も教えてください。
スポーツやアウトドアが好きで、若い頃からゴルフやテニスをよくしていました。街中を走る気軽なサイクリングも楽しみのひとつです。また、自宅では家庭菜園もしていて、トマト、キュウリ、ナス、オクラなどの夏野菜を育てていました。ただ、開業してからは忙しく、なかなか時間が取れていません。少し落ち着いたらまた再開したいですね。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

私はこれまで大学病院などで30年以上にわたり、消化器外科専門医として経験、知見、技術を培ってきた自負があります。そのすべてを最大限に活かし、地域の皆さんのお役に立ちたいと思っています。
学会発表や論文執筆の経験もありますので、ゆくゆくは患者さん向けに勉強会や講演会を開き、“健康に関する知識を気軽に学べる場”を提供できればと考えています。患者さんとの信頼関係を築き、継続的なサポートで地域全体の健康水準向上に貢献したいですね。
ここまで来られたのは、家族やスタッフ、支えてくださる多くの方々のおかげです。これからも感謝を忘れず、“温かく誠実な診療”をモットーに、「来てよかった」と思っていただけるクリニックを目指してまいります。ご自身の健康について少しでも不安なこと、気になる症状がありましたら何でも気軽にご相談ください。