更新日: 2025-08-28

基本情報

名称:
南大塚クリニック
診療科目:
内科, リウマチ科, アレルギー科, 感染症内科, 皮膚科, 泌尿器科, リハビリテーション科
住所:
〒 170-0005
東京都豊島区南大塚2-41-9 坂本ビル1階

電話番号03-3943-7277電話
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地域のかかりつけ医として多様な症状・疾患に対応。生活習慣病やリウマチ・アレルギー疾患の診療に注力

貴院の診療内容を教えてください。

岡本 完先生の写真

当院では、内科・リウマチ科・アレルギー科・感染症内科・皮膚科・泌尿器科・リハビリテーション科を標榜し、風邪や咳などの急性症状から、糖尿病・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症といった生活習慣病、関節リウマチなどのリウマチ性疾患、花粉症をはじめとするアレルギー疾患、喘息などの呼吸器疾患、さらに帯状疱疹・皮膚炎などの皮膚科疾患、膀胱炎・尿道炎・前立腺肥大・過活動膀胱といった泌尿器疾患まで、幅広く診療を行っています。
 
日本の医療体制では、地域のクリニックが初期診療(プライマリーケア)を担い、より専門的で高度な医療は総合病院や大学病院が担当するという役割分担がなされています。当院も地域の「かかりつけ医」として、地域の皆さんの医療の総合窓口となることを重視しています。
 
体調に不安がある方や、どの診療科を受診すべきか迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。適切な診断と必要に応じた専門医療への連携により、安心して受診いただける体制を整えています。

生活習慣病の治療はどのように進められるのでしょうか? 一般的な流れについて教えてください。

生活習慣病の治療は、まず生活習慣の改善から始まります。バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、過度な飲酒の抑制、禁煙、そしてストレス管理といった基本的な健康習慣を整えることが、治療の基盤となります。患者さんの症状や検査結果によっては、これらに加えて薬物療法を併用し、血圧・血糖値・コレステロール値・尿酸値などを適切にコントロールします。
 
生活習慣病は、それ自体は自覚症状のないことが多いのですが、放っておくと動脈硬化が進行し、脳や血管にダメージを及ぼすほか、高尿酸血症の場合は痛風を引き起こすこともあります。そしてその状態がさらに進行すると、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる病気を引き起こすリスクを高めてしまうのです。
特に糖尿病は、脳卒中・網膜症・狭心症・悪性腫瘍など、全身にさまざまな合併症をもたらす可能性があります。当院ではこうした重篤な合併症を予防するため、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立て、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせながら、長期的な健康管理をサポートしています。

そのほか、貴院で注力している診療についてお聞かせください。

岡本 完先生の写真

まず、関節リウマチなどのリウマチ性疾患です。治療は、免疫抑制薬、NSAIDs(非ステロイド抗炎症薬)、生物学的製剤、JAK阻害薬など多くの選択肢があります。当院では、病状やライフスタイル、治療にかかる費用なども考慮し、患者さんと一緒に適切な治療方針を決定し、安心して続けられる治療を提供します。
 
また、アレルギー性疾患の診療にも力を入れて取り組んでいます。花粉症や喘息でお困りの患者さんは多く、近年は黄砂によって症状が悪化するケースも増えています。黄砂にはほこりやダニの死骸など、アレルギーの原因となる微粒子が含まれているためです。当院では、アレルギー専門医としての知識と経験を活かし、患者さん一人ひとりの症状に合わせた治療や予防策をご提案し、快適な日常生活をサポートしています。