体のことを気軽に相談できる“医療の総合窓口”でありたい
先生が日々の診療で大切にしていること、心がけていることを教えてください。
日々の診療で一番大切にしているのは、患者さんの体に潜んでいる病気を見逃さないことです。診察の際には、まず患者さんのお話を丁寧に伺い、わずかな体調の変化や違和感も見落とさないよう、常に注意を払っています。実際に、定期的に通院なさっている方の定期的検査の異常から、悪性腫瘍を発見することが年に数件あります。
当院では、レントゲン検査に加え、貧血や体内の炎症、感染症の有無を確認できる血液検査を院内で行っています。検査結果はその場で迅速に確認し、もし少しでも気になる所見があれば、すぐに精密検査や専門医療機関の受診をご案内しています。患者さんが安心して治療を受けられるよう、早期発見・早期対応に力を注ぎ、見逃しのない診療を心がけています。
プライベートの時間はどのようにお過ごしですか?
自宅では6歳になる猫を飼っており、世話をしながら一緒に過ごす時間が何よりの癒やしになっています。お世話は大変なこともありますが、猫の存在が日々の疲れを和らげてくれます。
また、車の運転が好きで、時間があるときにはドライブに出かけたり、気分転換に近所をゆっくり散歩したりしてリフレッシュしています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

当院では、総合診療医と専門医の二刀流として、地域の皆さんの“医療の総合窓口”となり、健康を支えるパートナーでありたいと考えています。どんな小さなお悩みでも気軽に相談できる場所と思っていただけるよう、患者さんとの対話を重視し、安心して通える雰囲気づくりに努めています。
当院で治療が可能な症状にはしっかり対応し、より専門的な検査や治療が必要と判断した際には、信頼できる専門医療機関をご紹介して、適切な医療につなげています。風邪や腹痛などの内科疾患、生活習慣病、リウマチ、痛風、花粉症、骨粗鬆症などでお困りの方、健康診断で数値異常を指摘された方、また「どの診療科に行けばいいかわからない」という方も、どうぞ安心して当院にご相談ください。地域の皆さんの健康を、これからも誠実にお守りしてまいります。