患者本人、その家族の声に真摯に耳を傾け、できる限りの支援を実践
日々の診療で心がけていることを教えてください。
ご高齢になると、どうしても病気が複数合併したり、肺炎などで急に入院が必要になったり、高齢が故の臨機応変な対応が必要になります。患者さんご本人はもとより、ご家族が抱えている困りごとや不安に真摯に耳を傾け、当院でできる限りの支援を行えるよう努めています。
初代からの「病気やケガで困っている患者さんを助けたい」というポリシーが脈々と受け継がれているのですね。
地域の高齢化に伴って、当院に求められる役割も変わってきています。その中で、通院が困難な患者さんには訪問診療を行い、さらに、連携している介護施設からの緊急入院には24時間体制で対応しています。当院が可能な限り地域医療を補完していき、地域の皆さんにとって優しい病院でありたいと思っています。
また、当院の建物は、築40年を過ぎてだいぶ古くなってきましたが、院内の感染症対策を含め衛生管理に徹底して努め、患者さんやご家族に気軽に受診していただけるようなアットホームな雰囲気づくりも心がけています。
お忙しい日々だと思いますが、休日はどのように過ごされていますか?
スポーツ観戦が趣味なので、休みの日は家族と一緒に観に行っています。特にサッカーが好きで、ひいきにしているチームが勝つとリフレッシュできますね(笑)。
さいごに、今後の展望と読者へのメッセージをお願いいたします。
健康に関して何か困ったことがあったときに、気軽に相談していただけるような病院を目指しています。健康診断や各種予防接種も行っていますので、病気予防に関してもご相談ください。繰り返しになりますが、地域のご高齢者やそのご家族のお役に立てる病院でありたいと考えておりますので、ぜひ気軽に受診してください。